ビューティージャパン関係者が市長訪問 骨髄バンクの声伝えたファイナリストも

瀬野市長を囲む大会ファイナリストら。(左から)別所美幸さん、山田詩乃さん、栄田さん、芳浦飛鳥さん、昨年のファイナリストでアドバイザーの安達杏菜さん

 外見の美しさにとどまらず、生き方や考え方といった内面の魅力と、さらに社会貢献への取り組みを加えて評価するコンテスト「Beauty Japan」(同実行委員会主催)の関係者とファイナリスト出場者の5人が5月7日、守口市役所を訪れ瀬野憲一市長を表敬訪問した。
 7月19日に大阪市内の心斎橋PARCO(大阪市中央区)の多目的ホール「SPACE 14」で開催される同コンテストの「NANIWA大会」への参加と大会PRが目的。

 守口市在住で骨髄バンク活動家の栄田慶子さんは、市の助成金や庁内パネル展示への協力に感謝を伝えるとともに、大会当日の来場を呼びかけた。大会で上位に入れば、全国大会への出場権が与えられる。

 活動名「バン子ちゃん」として骨髄バンクの説明員も務める栄田さんは、障害があるシングルマザー。娘が血液の難病で骨髄移植を受けた経験から、骨髄バンクの重要性を広めたいと出場を決意したという。「娘に適合するドナーがいなければ、命はなかったかもしれない。登録者が増えれば助かる命も増える。多くの人に骨髄バンクの意義を知ってもらい、社会貢献が当たり前の世の中を目指したい」と日本大会進出への意気込みを語った。