
11月29日、大阪・関西万博会場(夢洲)の東ゲート付近で、公式キャラクター「ミャクミャク」のモニュメント移設に伴う「旅立ちセレモニー」が開かれた。府内在住者から抽選で選ばれた約1000人が参加し、倍率はおよそ167倍にのぼった。
式典はダンスパフォーマンスで幕を開け、続いて吉村洋文大阪府知事と横山英幸大阪市長が登壇。吉村知事は「当初は賛否があったが、今では多くの人が愛してくれている」と振り返り、「これからも多くの場所で皆さんと出会える存在にしたい」と語った。
セレモニーでは、これまでの活動を振り返る映像が会場内モニターで上映されたほか、式典全体の様子は大阪ヘルスケアパビリオンの公式YouTubeチャンネルを通じてライブ配信され、多くのファンに届けられた。
モニュメントは2026年春に吹田市の万博記念公園へ移される予定で、以後は府内各地を巡回する計画がある。セレモニーは一区切りの場でありつつ、新たな出発を印象づけた。




