
大阪・黒門市場内の生鮮スーパー「黒門中川」が11月4日、売り場を拡張し、リニューアルオープンした。堺筋沿いに同店の新たな入り口と売り場「黒門中川プラザ」を設け、堺筋からも入店できるようになった。

新設された売り場の目玉は「類農園」による産直野菜・果物の直売所だ。奈良、三重、和歌山の同社契約農家が無農薬、減農薬、有機栽培などにこだわって育てた青果約40品目がずらりと並ぶ。
「早ければ当日朝、遅くても前日夕方に収穫・出荷された野菜が当日の午後2時頃に店頭に並ぶので、鮮度は抜群です」とアピールするのは、類農園取締役の原大輔さん。一般的に野菜の流通は、生産者から出荷団体、卸売業者、小売業者と流れ、物流も複数の会社が介在することから、スーパーの売り場に並ぶまでに3、4日はかかるという。同社では市場や中間業者を介さず、自社の配送トラックで毎日生産者から集荷を行うことで、新鮮な野菜を店頭に届ける仕組みだ。

黒門中川の重里和男社長は「大阪はまさにスーパー戦国時代。大手スーパーとは異なる独自戦略で、お客様がワクワクするような売り場作りを行うにあたり、類農園さんは最高のパートナーだ」と説明する。生産者の顔が見える産直コーナーに加え、同農園で収穫された、食味値が80点を超える米をその場で精米し、1kgから販売するサービスもスタートさせた。

「プラザ」では今後、すしバイキングや旬の魚の藁焼きなど鮮度自慢の各種イベントも計画しているという。同店は24時間営業だが、「プラザ」の営業時間は午前9時〜午後7時。「プラザ」には駐輪場も設けられている。問い合わせは電話、06(6646)6601、同店へ。
