ミズノは、JR西日本ヴィアインホテル(大阪市淀川区)が運営するJR西日本ヴィアインホテルズ向けに、多様な働き方や価値観に対応する「選べる制服」をコンセプトとした新たな従業員ユニフォームをこのほど、企画・製作した。ホテルのフロント業務を担う接客スタッフ向けオリジナルユニフォームの製作は、ミズノとして初めて。

新制服はジャケット、パンツ、スカート、ワンピース、半袖シャツ、長袖シャツの6種類で、納品総数は約5100点。今年7月22日に開業した「ヴィアインプライム熊本」で先行導入し、その他の店舗では10月以降順次導入する。
JR西日本ヴィアインホテルズは、従業員の働き方改善や業務内容の見直しを進める「働きがい向上プロジェクト」の一環として、2024年10月に「VIAINN Style Up Project」を発足。約14年間使用してきた制服を見直し、現場スタッフへのアンケートや試験着用を重ねながら開発を進めた。
ホテル業務では、腕を伸ばす、上げる、曲げるといった動作や、座る、しゃがむといった姿勢が多く、制服のつっぱり感が課題だったという。このため、新制服には人間工学に基づくミズノ独自の衣服設計「ダイナモーションフィット」を採用し、動作時に衣服へかかる圧力を軽減した。
また、ジャケットやシャツの襟元・脇部分などには、汗の臭いの原因物質を分解する「ミズノデオドラントテープ」を採用。長時間着用時の快適性向上を図った。
従来、女性用制服はスカートのみだったが、今回初めてパンツスタイルとワンピースを導入した。働きやすさや選択肢の拡大に配慮したという。
JR西日本ヴィアインホテルズの入江学氏は「ホテルの仕事は体を動かす場面が多い。気持ちよく働ける制服を目指し、動きやすさとブランドとしての一体感にこだわった」とコメントした。
ミズノは1997年から企業向けユニフォーム事業を展開しており、2019年にワークビジネス事業部を新設。建設、運輸、製造業などへの展開を進めている。2028年度には同事業で売上高230億円を目指している。
