訪日外国人旅行の回復とともに、子ども連れの家族旅行の需要が拡大している。大和ハウスグループのコスモスイニシアとコスモスホテルマネジメントは、アパートメントホテル「MIMARU(ミマル)」の新施設2カ所を大阪市内に開業する。2026年秋の開業を予定し、3月2日から宿泊予約の受け付けを始めた。

新たに開業するのは「MIMARU大阪 心斎橋CENTRAL」(大阪市中央区)と「MIMARU大阪 難波STATION ANNEX」(同市浪速区)。いずれも観光や買い物の拠点として人気の高い心斎橋・難波エリアに位置し、訪日家族旅行者の滞在拠点としての需要を見込む。
近年、訪日外国人旅行者は増加を続けており、2025年には約4200万人と過去最多を更新した。中でも家族や友人など複数人での旅行が増えており、同じ部屋で滞在できる広い客室を備えた宿泊施設へのニーズが高まっている。
MIMARUは、キッチンやダイニングを備えた約40平方メートル以上の広い客室が特徴のアパートメントホテルで、宿泊客の約8割が子ども連れの家族という。多言語対応スタッフの配置や、手荷物の当日配送サービス、屋内型キッズスペースなど、家族旅行を支えるサービスを充実させている。
「MIMARU大阪 心斎橋CENTRAL」は2026年9月1日開業予定で、地上12階建て66室。地下鉄御堂筋線「心斎橋」駅から徒歩2分の立地で、6人定員の客室を多く配置する。「MIMARU大阪 難波STATION ANNEX」は同年10月1日開業予定で、地上13階建て68室。最上階には約100平方メートルのスイートルームを設け、多世代旅行などにも対応する。
大阪は関西国際空港を玄関口に、京都や奈良、神戸など関西各地への周遊拠点としての役割が高まっている。大阪・関西万博の開催も背景に、同社は大阪エリアでの展開を加速し、訪日客の受け入れ体制を強化する考えだ。
