関西に編集者を増やし、編集の役割を拡張・保全するネットワーク「関西編集保安協会」を設立

 株式会社人間(本社:大阪市西区/代表取締役:花岡、山根シボル)は、合同会社バンクトゥ(本社:京都市/代表社員:光川貴浩)、株式会社しがトコ(本社:滋賀県守山市/代表取締役:林正隆)および、関西の協力メディア/編集パートナーとの共同で、編集業務に従事する団体や個人が交流・連帯するための任意団体「関西編集保安協会」を設立した。大阪の地域紙として週刊大阪日日新聞も本団体に加盟。本団体を通じて、関西エリアで「編集」に携わる人材を育成し、編集業に従事する人・団体が安心して仕事ができるネットワークを構築する。

 関西は、府県を跨いでアクセス・交流しやすいエリア規模でありながら、一国の経済規模を有し、かつ固有の地域資源(歴史・文化・自然・食・暮らしなど)を持ち合わせている。さらに2023年の文化庁の京都移転や2025年に控える大阪・関西万博など、都市としての発展が期待されている。
 一方、多様なヒト・モノ・情報が多く行き交うこのエリアに対して、適切に「編集」する人の力が不足している。東京一極集中の産業構造を背景に、関西において編集者が活躍・育成する場は不足しており、編集者を志す人がそもそも少なく、また志す人材も首都圏に流出している。情報社会において、デザインやテクノロジーへの期待が高まる一方、情報そのものの意味づけや新しい価値を発見する「編集」という職能が見過ごされているのも背景にある。そこで発足したのが「関西編集保安協会」だ。

 具体的な活動としては、①編集者の発掘・育成:合同インターンシップや職業体験・勉強会を行い、業種や企業の垣根を越えた編集体験を創出。学生や未経験者が編集業務に触れる機会を増やし、「編集者のなり方」やノウハウを共有②編集者の活動支援:関西で活動する編集者に対して、仕事を紹介・相談できる窓口の設置やシェアオフィス開放により、より働きやすい環境づくり③「編集」の再定義・研究・拡張:関西における編集・メディアのあり方について研究し、関西メディア・編集業の質の底上げを図るという内容だ。
 団体発足の決起会としてキックイベントを6月30日18時からβ本町橋(大阪市中央区本町橋4-8 )で予定。また、8月には編集に携わりたい学生向けに、加盟企業による合同インターンシップも計画中。