日曜だけの贅沢時間 フォーシーズンズ京都の〝サンデーブランチ〟

 欧米では、週末の朝から昼にかけてゆったりと食事を楽しむ「サンデーブランチ」が、日常的な食文化として親しまれている。カジュアルに週末のひとときを過ごすスタイルで、家族や友人と語らいながら食事を楽しむ習慣として定着している。

 こうしたサンデーブランチを、ラグジュアリーな体験として再構成したのが、フォーシーズンズホテル京都のメインダイニング「エンバ・キョウト・グリル」で提供されている「サンデーブランチ」だ。最高級の料理ときめ細かなもてなしを組み合わせ、週末のひとときを特別な食の体験として演出している。

 名前の通り、日曜限定で毎週末に提供されており、同僚記者と一緒に最高の週末を体験してきた。

 同ホテルのサンデーブランチの特徴は、オーダー形式のビュッフェスタイルを採用している点にある。メニューに掲載された前菜8種類、メイン9種類、デザート4種類の中から、気になる料理を好きなだけ注文できる仕組みとなっている。

 この点に関して同僚記者は「オーダー形式なのがうれしいポイント。席を立つ慌ただしさがなく、でき立ての料理が順番に運ばれてくるたびにテーブルが華やぐ。その時間ごと味わえる感じが、とても贅沢だった」と評価。

 メニューに掲載されている料理の多くがひかでは味わえないユニークなものなので、全メニューを制覇したいと思ったが、そのためには4人以上は必要だった。好きなものを好きなだけ自由に楽しめる、日曜だけの特別メニューは本当に特別な時間と満足感を提供してくれた。

 メニューのほとんどは、通常のコースやアラカルトメニューとは異なり一つ一つの料理が小ぶりのサイズで提供される。家族や友人、大切な人とテーブルを囲み、さまざまなメニューをシェアして食べ進めていき、お気に入りのメニューは何度も注文できるので便利で効率的。

 今回は、エンバ・キョウト・グリルの店内で食事をしたが、3月半ば頃からはガーデンテラスでも食事の提供を始める。春の空気に包まれながらサンデーブランチを味わうことができる。

 同僚記者は「空間がとても心地よくて、自然と肩の力が抜けるような雰囲気。華やかすぎず、それでいてきちんと上質。そのバランスがちょうどよく、ゆったりとした気持ちで食事を楽しめました」と振り返る。

 「ヨーグルトパフェ」京都甘酒グラノーラとベリーコンポートが重なり合って、軽やかで爽やか。ムースのようにふわっとした口当たりで、食後でも心地よく楽しめる一皿。

 「ふわふわパンケーキ」ほうじ茶シャンティと求肥、黒蜜シロップの組み合わせ。ナイフを入れるとやわらかく沈み込み、口に入れるとふわふわ、しっとり、そして求肥のもっちり感。和のエッセンスが絶妙で、甘さも上品。

 「ザ・ウィークエンドスマッシュバーガー」和牛パティの旨みがしっかり感じられ、シークレットソースと熟成チェダー、自家製ミルクバンのバランスが見事。フライドエッグのコクも加わり、満足感のある一品。

 「ローストビーフと京都水菜のバゲットサンド」しっとりとしたローストビーフにオニオンピクルスとハニーマスタードがアクセントになっていて、重たくなりすぎない。

 「ステーキ&エッグ」ドライエイジ和牛の旨みがしっかり。グリルアスパラガスとサルサヴェルデが爽やかさを添えていて、ブランチでこんな贅沢をしていいのかなと思うほど。

クリームブリュレ
抹茶のベイクドチーズケーキ
イチゴのティラミス

 飲み物は別料金になるが、ノンアルコールとアルコールの2種類のフリーフロープランが用意されているので、好みに合わせて追加注文が可能。

 飲み物に関しても「ノンアルコールのシャンパンも驚くほど本格的で、まるで本物のように香り豊か。グラスを傾けるたびに、気持ちがふわっと華やいだ」と納得したようだ。

 「料理の種類は本当に豊富で、正直一人では全種類を制覇できないほど。4人以上で訪れてシェアすれば、より多くを楽しめると思います。これだけの内容で、オーダー制のブッフェスタイル。価格を思うと、その満足度の高さに改めて驚きました」と、最後まで同僚記者は満足したようだった

 ほかにも挙げておきたい料理は最初に出てくるブレッド。

 同ホテルでは、館内にパンを焼くオーブンなど設備を所有していて焼き立てを提供していて、材料も独自に選んだ小麦を使用しているので、外部のベーカリーから仕入れたものとは違い、同ホテルの個性が出ている。

 そして、もう一品おすすめなのがEMBAベネディクト。ちょうど良い感じの半熟卵状態のポーチドエッグは半分に切ると濃厚な黄身がトロッと流れ出てきて食欲をそそられる。

 サンデーブランチ自体、関西ではほとんど提供しているところがないので、それだけでも貴重な存在だが、その内容はより一層、このサンデーランチを際立たせている。オーダー形式でのビュッフェスタイルのため、好きなものを好きなだけオーダーできる楽しさ。お腹の具合と相談しながら追加注文するので、取りすぎやた飲み過ぎにもなりにくい。
 全てのメニューがおいしく、ほかでは味わったことのないものばかり。行かない理由が見当たらないフォーシーズンズホテル京都のサンデーブランチだった。

 サンデーブランチは毎週日曜限定で提供。時間は11時半~14時半(120分制、ラストオーダーは14時)。料金は9500円で、利用には予約が必要。

■フォーシーズンズホテル京都  エンバ・キョウト・グリル/京都市東山区妙法院前側町445-3

タイトルとURLをコピーしました