出生数70万人を初下回る 厚労省2024年統計 地域 2025.06.13 厚生労働省の調査によると、2024年の出生数は68万6061人で初めて70万人を下回り、合計特殊出生率も過去最低の1.15に低下した。背景には若年女性人口の減少や経済的不安、晩婚化などがある。婚姻件数は48万5063組で前年から2.2%増えたが、コロナ禍前の水準には届いていない。政府は子ども手当の拡充や育児支援の強化などを進めているが、少子化の加速に歯止めはかかっておらず、人口減少と高齢化の影響は社会全体に広がる見通しだ。