南港ATCで「学び・塾の博覧会」、21~22日開催 脳トレパズルや模型作り体験など

プログラミング体験イメージ

 此花区咲洲の大規模複合施設「アジア太平洋トレードセンター(ATC)」のオズ棟2階共有部で6月21~22日、さまざまな塾の〝今〟が体験できる「学び・塾の博覧会」が開催される。時間は午前11時から午後4時まで。入場無料。

 イベントは、中学受験などの悩み解決セミナーのほか、プログラミングや手の感覚だけで「おもさ」を予測するゲーム、脳トレパズル、模型作りなどの学びに関する相談や体験ができるブースが出展する。このほかにも、巨大インコバルーンの展示(22日のみ)やミニゲーム、ガラガラ抽選会などを用意して催しを盛り上げる。

課題発見から探究への第一歩
模型作り体験
進化系統樹パズル

 大阪市は小学5年~中学3年の塾代などを補助する制度「習い事・塾代助成事業」があり、昨年10月からは所得制限が撤廃され、通塾しやすい環境が整う。これらの影響もあり市内の塾は増加傾向で、形態としては「大手進学塾」「個別指導」「地域密着型」で、内容は「受験対策」「学習補助」「大手塾のフォローアップ指導」、加えて「希望進学先に強い塾」などと多様化している。

 イベント主催の女性担当者は自身も小学生の子どもを持つ保護者目線から「塾に通う時期は、子どもの多感な年ごろと重なる。塾の方針や講師の人柄に触れ、子どもの性格や個性に合うかどうか、のびのびと成長させたいなど、それぞれのニーズにあった塾選びに役立ててほしいです」と話している。

インコバルーンイメージ

■アジア太平洋トレードセンター/大阪市住之江区南港北2丁目1-10