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【大阪関西万博】医療の未来を伝えるベルギーパビリオン

 巨大なLEDスクリーンが設置されたベルギーパビリオンは、館内もLEDスクリーンが張り巡らされた作りになっている。

 館内に入って最初に目にするのは、高さ4、5メートルはありそうな水のインスタレーション。細い水の流れが円をなして上から流れ落ちてくる様になっている。

 次の部屋へ移動したところから、室内の照明は落とされ、LEDスクリーンが壁中に張り巡らされた空間になる。また室内は四角ではなく、波うつ様なカーブを描いた壁面が続き、面ごとに映像の内容が違っている。

 同時並行的にいくつもの画面が映像を映し出していて、全体的に、ベルギーの医療についての説明や現在から未来に向けての取り組みや想像している未来の医療の世界を紹介しているため、デジタルでの表現に目をやってしまうと、内容をすっ飛ばしてどんどん進んで行ってしまう可能性があり要注意。腰を据えて周りの流れを気にせず、1ヵ所ずつ順番にしっかり情報を読み込んで、音声を聞いて、メッセージを理解していく様にすることをオススメする。

 一度に10人程度のグループで入館するが、進んでいくうちにグループはバラけてしまうので、自分のペースを守ることが、このベルギーパビリオンを楽しむキーポイント。

 鑑賞後はギフトショップや3階にあるレストランでベルギーワッフルや食事を楽しんだり、屋上へ出て景色を楽しむこともお忘れなく。レストランは20時頃にはラストオーダーになっていたが、その後もバーとして利用可能。

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