門真市末広町の不動産業、光亜興産が実施する「こどもエリアマネジメント」の活動が一周年を迎え、記念イベントが開催された。イベントでは子どもたちがSDGsやアレルギーに配慮したメニューを予算内で考案し、調理して提供した。

同活動は毎週水曜に「未来社会塾」として開催され、子どもたちが同社1階のアトリアガーデンに集まり、社会課題の解決を目指して活動を展開してきた。これまでに洋服を回収してエコバッグにリメイクするワークショップの企画運営や、市民へのインタビューを基に門真市の魅力を伝えるプレゼンを作成するなどの取り組みを実施。少子高齢化や環境問題といった課題に対し、子どもたちの視点から経済活動や調査を行い、理想の街づくりを模索してきた。今後は京都大学と連携し、調査や研究をさらに進める計画だ。
参加した村上彩葉さん(小6)は、「門真市のSDGs達成に貢献できる活動を続けたい」と語った。