バスケットボールスクール「コドバス」は、元お笑い芸人で現在は摂南大学バスケットボール部監督を務める丸塚啓太代表が、同じ事務所で活動していた田村裕さん(お笑いコンビ麒麟)とともに立ち上げた。
拠点は箕面、守口、門真、南森町、西九条など大阪各地に広がり、東京・亀戸にも展開している。今春には新大阪や大阪市住吉区への開設も予定する。

同スクールの特徴は、バスケットボールの〝原理原則〟に基づいた技術と身体の使い方を徹底する点にある。丸塚さんは、部活動やミニバスで一般的な「膝を曲げろ、腰を落とせ」といった指導に疑問を投げかける。
「膝(ひざ)を前に出す動きは、太ももの前側の筋肉(ブレーキの役割を持つ筋肉)を優位にし、動きを妨げる可能性がある」と説明。その代わりに提唱するのが、股関節を基点に上体を倒す動き「ヒップヒンジ」だ。臀部(でんぶ)や太ももの裏側の大きな筋肉を使うことで、より効率的で力強いプレーが可能になるという。
また、女子選手に多い両手打ち(ツーハンド)シュートについても、「世界の技術体系はワンハンドを前提に構築されている」とし、低学年や女子選手にもワンハンドシュートを基本から指導している。

今春からは、大阪市淀川区のバスケットコート「PARK DAY」を拠点にチーム活動を本格始動する。公式戦には出場せず、練習試合のみを行う方針を掲げるのが特徴だ。勝利至上主義に偏ることなく、全員に出場機会を確保し、試合経験を通じた成長を重視するためという。
チームは小学5年生から中学3年生まで最大30人で構成。高校進学後も通用する基礎基本と原理原則を身に付けた選手の育成を目指す。
丸塚代表は「スクールとの出会いが人生の転機となり、選手に良い影響を与えられる存在であり続けたい」と語る。
【取材協力】バスケットスクール コドバス/大阪市淀川区加島1-23−30 淀川パークデイストリートコート/電話090(5010)5691
