フレキシブルスペース事業を営むTKPが貸会議室やパーティ利用ができる「TKPガーデンシティPREMIUM大阪梅田新道」を11月、梅田にオープンした。大阪での出店は4年ぶり。同施設のオープンを記念して、このほどオープニングレセプションが執り行われた。河野貴輝社長は「4年ぶりの大阪の出店はとても喜ばしい。初動の予約状況も良く、対面需要の高まりを感じる。この調子で主要ビジネス地区の新規出店を加速していきたい」と話した。
同施設はミーティングルームやホールなど、全5室の利用が可能。ホールの最大面積は500平行米を超え、最大収容人数は474人。大規模な宴会やイベントなどの利用もできる。大阪駅から徒歩6分の「梅新第一生命ビルディング」という立地の良さも魅力の一つ。さらに料飲サービスも提供しているため、パーティケータリングや弁当の手配もできる。対面での忘年会が解禁ムードの今、宴会利用する企業がさらに増えそうだ。
しかしコロナ禍は対面需要が落ち込み、100億円以上の赤字を抱えるなど、苦しい時期を過ごしたという。そうした中でも大阪での「自主退去」は1施設もせず、ビジネス中心地区における貸会議室のニーズの高さを証明した。うめきた2期開発事業や関西万博など、大阪のビジネスシーンが盛り上がりを見せる中、同社はさらに需要が高まると見込んでいる。
■TKPガーデンシティPREMIUM大阪梅田新道／大阪市北区曾根崎２丁目３-５梅新第一生命ビルディング11階／電話06（4400）5263