母の日に検査機会 忙しい女性の未来守る乳がん・子宮頸がん検査

 医療法人医誠会を中核とした総合ヘルスケアグループのホロニクスグループで医療啓発活動を推進するNPO法人未来プロセス(大阪市北区)は、医療法人国際総合病院(同)で母の日に当たる5月10日の午前9時~午後1時の間に乳がん、子宮頸がん検査を行う。

 一般財団法人ホロニクス医学健康振興財団が財政的な補助を行い、検査費用を抑えることで、より幅広い人への受診機会の提供を目指す。定員は先着順で最大30人。検査は事前予約が必要。

 乳がんと子宮頸がんは、年々増加傾向が続き、発症数が多い一方、早期発見により治療効果が高まる代表的ながん。子宮頸がんはAYA世代と呼ばれる若い世代にも発症が多いという特徴があり、この世代は、学業・仕事・結婚・出産・育児など人生のイベントが続く忙しさから、自身の健康管理が後回しになりがちという課題を抱えている。近年の調査からも検査を受けていない理由として、「なんとなく受けそびれている」「忙しく時間がとれない」という2大理由が上位を占めているので時間的、心理的なハードルが検査を妨げていることが伺える。

 日本では、乳がん検診と子宮頸がん検診はともに受診率が40%程度、諸外国に比較して低い水準で留まっている。乳がん検査では、1万人のうち24人程度にがんが見つかり、子宮頸がん検査では、1万人のうち1人にがんが見つかるといわれていて、自覚症状がない段階でも発見が可能だということを示唆しているといえる。症状がなくても検査を受けることが、自身だけでなく大切な家族との日々を守ることにもつながる。

 父の日の6月14日には、前立腺がん検査、7月26日には肝臓がん、胆道ガン、脾臓がん検査も行われる予定。

■医療法人国際総合病院/大阪市北区南扇町4−14

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