職場の暑さ対策が義務化 厚労省、改正規則施行 社会・政治 2025.06.26 6月1日施行の改正労働安全衛生規則により、職場での熱中症対策が事業者に義務づけられた。暑さ指数28度以上または気温31度以上の環境で長時間作業する場合、報告体制の整備や応急処置手順の文書化、従業員への周知が必要とされる。違反時には懲役や罰金の可能性もある。帝国データバンクの調査では、対策の実施率は低く、多くの企業で対応が不十分である実態が浮き彫りとなった。