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開業40周年で刷新、京阪百貨店守口店 日本酒300種、ワイン均一も 

日本酒コーナーには、利き酒師の資格を持つバイヤーの野村さんが日本全国をめぐり集めた選りすぐりの銘酒が並ぶ

 開業40周年を迎えた京阪百貨店守口店(守口市河原町)は、3月20日に1階食品フロアを拡充し、大幅なリニューアルを実施した。「素材と健康」にこだわった冷凍食品を扱うセレクトショップ「5.0°F(ゴエフ)」をはじめ、全国の老舗や人気店の銘菓を集めた「美味折々(びみおりおり)」、さらに日本酒・ワイン売り場も地下1階から移設。回遊性を高め、買い物の楽しさが広がるフロア構成となった。

 日本酒売り場には、利き酒師の資格を持つバイヤーが全国の蔵元から選び抜いた約300種の銘酒がずらり。蔵元直送の生酒コーナーも新設され、日本各地の味が楽しめる。

 ワインは常時60〜70種が並び、特に1100円均一コーナーは、手ごろだが質の高いワインがそろっていると好評を博している。

 食品統括部の野村吏郎さんは「お客様にワンランク上の日常を楽しんでほしい。ワインは気軽に味わえるよう、質にも価格帯にもこだわった」と話す。

 また、地下1階でも10日に和洋菓子売り場をリニューアルし、全国の〝美味〞を集めた「美味衆合」や「健康」と「本物のおいしさ」をテーマとしたグロサリーコーナーを新設。さらに17日と24日にも改装を重ねる。2階にはフィンランドの人気ブランド「マリメッコ」が新規オープンし、百貨店全体がより魅力的に進化している。