東大阪市でかきイベント 大阪樟蔭女子大生が周辺飲食店とコラボ

昨年開催時のかき料理

 大阪樟蔭女子大学(東大阪市)は1月26日の正午〜午後3時、近鉄奈良線「河内小阪駅」周辺の飲食9店舗と連携し、かきを知るイベント「新春 牡蠣(かき)びらき」を開く。

 同市の外食文化と日本の水産業の発展が目的で、北海道厚岸町のブランドがきを中心としたさまざまなかき料理が振る舞われるほか、同大教員のミニレクチャーや学生企画も実施する予定だ。

 イベント実施のきっかけは、同大学芸学部ライフプランニング学科の濵田信吾教授の呼びかけから始まった。国内の外食文化は個人経営の飲食店に支えられているが、コロナ禍以降、原材料費の高騰や人手不足などで困難な経営を強いられているほか、国内の水産業を支える沿岸漁業や加工業も国内消費が伸び悩むなど多くの課題に直面している。
 こうした問題を解決しようと濵田教授の呼びかけに学生たちが賛同。イベントは2023年からスタートし、今年で3回目となる。同大の学生らは周辺の飲食店と連携しながら、SNSを使って情報発信や当日のイベント運営を行っていく。

北海道厚岸町のブランドがき

 開催店舗は、酒場 安仁屋、aragosta、IRORI COFFEE ROASTER、cuisineHagi、串カツちとせ小阪店、阪バルORARI、徹麺、酒菓家Nakagawa み、Ryoko’s kitchenの9店。