
遊びながら学べる子どものための博物館「キッズプラザ大阪」(大阪市北区)で10月4、5日にイベント「スキマを感知せよ! 足元ヨシ! 出発進行スキマモリ」が開かれる。電車とホームの間にある「危険な隙間」について、段ボール電車を使った体験や紙芝居、ダンスなどを通して学べる内容だ。
同イベントは、大阪市立デザイン教育研究所、大阪公立大、JR西などの鉄道事業者で構成する「こども隙間転落防止プロジェクト」が同館に企画・監修を依頼し、昨年に続き2回目の開催となる。
JR西の調査によると、隙間転落事故の約3件に1件は10歳未満の子どもが占めるという。同館の企画リーダーで大学連携担当マネージャーの吉村幸子さんは「キッズプラザの来館者と年齢層が合致している。遊びや体験を通じて子どもが自ら危険に気付くことで、転落事故の減少につなげたい」と話している。
参加無料(入館料は別途)。開催時間は午前10時〜午後4時半。当日、現地で申し込みを受け付ける。詳細は、電話06(6311)6601、同館へ。