島田珠代、スマホ縦型ドラマ主演 55歳専業主婦役に挑戦

「今日は衣装のレオタードで」と大声で説明する珠代

 吉本新喜劇の爆笑女王、島田珠代が同い年で等身大の55歳専業主婦にふんしたスマホ用の縦型ショートドラマアプリ「踊るたま子」の配信がスタート。PRを兼ねた製作終了会見で心境を語った。

スマホのネットドラマ「踊るたま子」のポスター

 テーマが〝家族のためだけの人生〟からダンスを通じて目覚めた〝自分探し〟に向き合う物語。主人公があこがれを抱くダンス教師役でダンスエンタメ集団「梅棒」の多和田任益(31)、ちょっと意地悪なダンス教室先輩の若者役で新喜劇の後輩座員、湯澤花梨(27)や主人公の一人娘役で元少女歌劇団「ミモザーヌ」のグラビアアイドル、ちばひなの(19)ら在阪タレント多数が共演している。

真顔で撮影当時のエピソードを語る珠代

 日頃はパンティーテックスや壁ドンのギャグでずっと舞台上を暴れ回っているイメージの珠代だが、素顔は結構シャイで真面目な性格。慣れた舞台やテレビなど横長世界からスマホ用ドラマの縦長世界での演技について「奥行きが深かったり、スマホの幅からひょいと顔出ししたりと面白いですよ。ついギャグを入れたくなってしまい監督さんに相談したら、即OKが出たので比較的自由にやらせてもらっています」と真顔で。ドラマに近い娘を持つ母親でもあるだけに「私は高校生の頃からお笑いの世界に入っているので、主人公のように専業主婦をしたことがない。お仕事してますから、パートナーや娘にだけ掛かり切りの人生ではないので〝専業主婦の方は本当に大変だな〟と頭が下がります」としみじみ。

主人公山田たま子と主な登場人物

 「FANY:D」は1話が1~3分でいずれも冒頭数話が無料視聴できる。今回は全32話で5話までが無料、6話以降は有料課金。

(畑山博史)

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