守口市消防署は3月6日、大阪国際大学・短期大学部プレッパーズ部に対し感謝状を贈呈した。同部は、住宅防火の普及啓発や防災活動を通じて地域社会に大きく貢献してきたことが評価された。

同部は、守口住宅用火災警報器の設置促進を目指し、消防署と協力して啓発活動を展開。特に高齢者世帯への訪問活動では、学生の若い力が信頼を呼び、「彼らが頑張っているなら設置しよう」と決意する住民も多かったという。消防署側は「学生の取り組みが設置率向上に大きく寄与した」とその効果を高く評価している。
さらに、同部は新聞紙を使った防災スリッパ作りや、台風被害で倒木が残る地域での復旧作業など、多岐にわたる地域防災活動を実施。これらの継続的な取り組みが、今回の表彰につながった。
部長の大脇世里奈さんは「先輩方が築いてきた活動の成果が評価され、大変光栄です」と喜びを語る。守口市は住宅密集地が多く、災害時に行政だけに頼らない自助努力が求められる地域。そのため、部員たちは防災の重要性を住民に広める活動を続けている。
特に印象的だったのは、火災予防運動の際に訪問した高齢者が過去の防災講座に参加していたこと。「私たちの活動が地域の人々に認知されていると実感できて、嬉しかった」と大脇さんは振り返る。今後も同部は、災害時の助け合いにつながる地域コミュニティの活性化を目指し、さらなる防災活動に取り組む方針だ。