全国各地の魚介グルメが味わえる「SAKANA&JAPAN FESTIVAL(魚ジャパンフェス)2025 in 大阪・扇町公園」が3月20~23日の4日間、扇町公園(大阪市北区)で開催される。全国各地の旬で新鮮な魚介が集合し、海鮮丼や漁師飯、鍋料理、海鮮パエリアなど和洋中のメニューが勢ぞろいする。
期間中は、東日本大震災からの復興応援を目的に、「常磐もの」と呼ばれる福島県産水産物を使った料理が堪能できる「発見!ふくしまお魚まつり」を同時開催。郷土料理やご当地ラーメンなどを地酒、ワインと一緒に楽しめる。これに連携して、北海道・東北のホタテ料理を取り揃えた「食べて応援!ニッポンの幸」エリアも開設。ホタテ丼のほか、殻付きの浜焼き、ホタテ串、ホタテパエリアなどバラエティ豊かなメニューを用意する。一部の国が日本の水産物を輸入停止とした影響が広がるなか、豊かな魚介のおいしさを発信し、国内消費を盛り上げる狙いだ。
また、能登半島地震で大きな被害を受けた石川県からも、名産「能登かき」のブースが出店。おいしく食べることが応援になるフードフェスティバルだ。入場無料。
一部メニューを紹介する。
▼北海道産ホタテの大鍋パエリア

北海道産ホタテのパエリアを直径1・5メートルの巨大パエリア鍋で最大200人前を調理。パエリアの国際コンクールで入賞歴を持つ栗原靖武氏が手掛ける本場の味を堪能できる。
▼ふくしま全部のせ丼

「常磐もの」の代表格のヒラメ、アナゴ、生シラウオ、マグロの切り落としとネギトロ、メイプルサーモン、イクラの7種をてんこ盛り。普通盛りとネタが2倍のメガ盛りを用意。
▼うに貝焼きかにみそ飯丼

かにみそを混ぜ込んだ秘伝のご飯に、うに貝焼きとカニのほぐし身、イクラをトッピングした限定メニュー。「うに貝焼き」は大粒の貝殻に、うにを山盛りで盛り付け、蒸し焼きにした福島・いわき地方の郷土料理。火を通すことで、よりうにの甘みが増加するという。
▼天然!アラスカ産紅鮭のこぼれいくら丼

〝紅子〟ともいわれる紅鮭のイクラは、ルビーのような色合いで、コクのある味わいととろけるような食感が特徴。丼から下皿へ豪快にイクラがこぼれ落ちる様子は圧巻。
■SAKANA&JAPAN FESTIVAL2025 in 大阪・扇町公園/大阪市北区扇町1丁目1扇町公園
公式ホームページ https://37sakana.jp/sjfesosaka/