「志望校の合格判定が4~5割のとき、背中を押してもらった」 教室長インタビュー(個別指導キャンパス)

「受験は大変だけど、高校受験というイベントは一生に1回。できるなら楽しみましょう」とポーズをとる松本先生

自身の経験をもとに〝熱い〟進路指導 個別指導キャンパス都島校 松本拳志郎さん

 教室長の松本拳志郎さんは、2016年入社で9年目。高校・大学のときの趣味はヒップホップダンスで、生徒からは「(今はぽっちゃりしているが)ホンマですか」とつっこまれることも。一方で、自身の受験経験談を元に生徒らの本音を引き出すのが絶妙だ。

 都島校に通う生徒らは、市立友渕中学校や高倉中学校の生徒が多く、教育熱心なエリアだという。というのも中1・2年の定期テストに入試レベルの設問が出ることもあり難易度が高い。チャレンジテストは府の平均点より高く、同エリア校の定期テストが6、7割でも「4」評定がつくことがある。

「松本先生だったら、何って言ってくれるだろう―」

 〝個別指導〟の同教室は、勉強が苦手な生徒のほか、5教科で400点以上であるが集団授業の場で質問が苦手、不得意単元の克服が目的など、多様な生徒が通う。
 市立東高校・英語科を志望校にしていた女子生徒は、内申点で合格圏内だったが併願の私立高受験の結果から、「公立高は志望校を変更してみては」と学校の担任教員から告げられた。女子生徒は志望校で「やりたいこと」が明確にあったこともあり、落ち込んでしまって親子で話し合うも結論が出ない。そこで「松本先生だったら、何って言ってくれるだろう―」。受験まであと1カ月、しかし松本先生からは「まだ1カ月あります。受験日ギリギリまで伸びる子もいる。『あのとき受けておけばよかった』と後悔が残りそうなら挑戦してみよう」と背中を押してもらい、その後、見事合格することができた。

 松本先生の面談スタイルは、個々の状況にもよるが合格判定が4~5割の場合、「君はどうしたいのか?」と丁寧にヒアリングする。具体的には、「どうしてその志望校なのか」「受けない場合、後悔は残らないか」「落ちた場合の対処」と総合的に検討する。というのも松本先生自身が大学受験で第一志望の合格を逃した経験がある。「当時は落ち込んだが、後悔はない。自分の実力が足らなかったという事実を受け入れ、その失敗が今に生かせている」と自身の苦い経験をフル活用してアドバイスしている。

 同塾の個別指導は講師1人に生徒3人を担当する。机を2×2の正方形にして座るのだが、生徒の手元(ペンの進み具合)や表情を見ながら寄り添う授業スタイルが自分に合っていると話す。

 高校教員免許を取得している松本先生。大学卒業後は母校で教鞭を振るうという目標があったが、一旦、民間企業で社会経験するべしと変更。しかし、同塾で尊敬できる先輩講師との出会い、同塾代表の「教育格差をなくしたい」という理念に共感し、現在に至る。

<取材協力>個別指導キャンパス/都島校、毛馬校、都島ベルファ前校、蒲生4丁目校、鴫野校、野江校、関目校、緑橋校、諸口校、鶴見本部校、放出校、千林大宮校、森小路校、東天満校、天六校/フリーダイヤル(0120)934830

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