【U.K.に学ぶ!しゃべる技術⑥】会話は「3秒の間」が命

 みなさん、会話の中に間が空くと「相手がつまらないと思っているのではないか」「ちゃんと自分の話をきいてくれているのかな」と不安になることありませんか?実は僕も感じることがあるんです。だから、ついつい間を詰めるように話してしまいます。

 ただ、実はこの間はとても大事。間を取ることで相手に考える時間を与えられる。つまり、自分の話をしっかり理解してもらうチャンスなのです。

 例えば、いったん話し終えたら、そのあと必ず3秒空けてください。「3秒の間」を取るだけで、軽い内容の話でも、とてもディープな会話をしているように感じられます。アメリカでは企業の社長が壇上に上がってプレゼンするときにも3秒ルールを駆使しています。

 みなさんもぜひ、「3秒の間」を意識してみてください。

ラジオDJ・タレント・作家をこなす関西では絶大な知名度とウィットに富んだ巧みな話術を操る唯一無二の存在。「関西エンタメ界のタレ目王子」として、さまざまなラジオやテレビに出演。「くっすん」の愛称で親しまれた。現在、『苦手な会話がうまくなる U.K.に学ぶ「しゃべる」技術』をテーマに動画、新聞連載、講演&講義を展開。自著『ONLY U. 親卒で才能を開花せよ!』を出版し、守口市の「もりぐち夢・未来大使」も務める。

U.K.(楠 雄二朗) lit.link(リットリンク)
U.K.(楠 雄二朗) ラジオDJ・タレント・作家 守口市夢未来大使 《略歴》 10代半ばから4年間半、イギリスへ留学。音楽を愛し「人に感動を与える表現者になりたい」とDJを志す。 2000年にFM RADIO局で初のレギュラー番組を担当、以降はテレビとラジオの音楽番組を主軸に活動「関西エンタメ界のタレ目王子」と呼ばれ...