関西の現代美術画家作品を展示した「OSAKA ART MARKET2024」が大阪グランフロントで行われ、美術教員資格持つお笑いコンビ「見取り図」リリー(40)が在阪若手画家の井口舞子さんと山田HOWさんの3人でアート・トーク・ショーを展開した。
それぞれが絵を描き出したきっかけや感銘を受けた作品など体験談を話し、アートの楽しみ方については「モチーフを探すと日常や人生が浮かび上がる」(リリー)、「まず見て感じること」(井口)、「好きになれるものから入ればよい」(山田)と思い思いに。
終了後、リリーは2人から「さまざまなコンテストに応募し、入賞すると少しずつ世間から認められて、作品が売れるようになる」との話しを聞き、「アートとお笑いは似ている。好きで入った世界だけど有名になり売れるまでのハードルはとてつもなく高い。僕らもコンテストで少しずつ認められて今日がある」とシミジミ。「なかなかお金にならないけど、好きで入った世界だから頑張れる」と話す2人に、リリーは「そのへんもお笑いと似ている。お互いに好きな事だから続けられる。僕はアートが好きで教員資格を取ったけど、お笑いをやりながらこうしたイベントに呼んで頂き幸せ」とエールを送った。
(畑山 博史)