寛平GM×秘蔵っ子、聖なる夜に歌と笑いを届ける NGKで特別ライブ公演

 吉本新喜劇の30歳以下ユニット「秘蔵っ子」2代目の若手女性座員6人が12月24日夜のなんばグランド花月(NGK)で、生みの親である間寛平GMと共に「聖なる日に贈る歌と笑~間寛平×秘蔵っ子」を上演する。ゲストはGMの新曲「Kanpei Calling」をコラボ制作したロックバンド「ガガガSP」はじめ、GM長男でシンガー・ソングライター、間慎太郎率いるHOTJACKSが、歌と踊りをメインにしたステージを繰り広げる。

ガガガSP制作のオリジナル新曲を熱唱する寛平GM(中央)

 定例会見で新生「秘蔵っ子」をお披露目したGMは「初代が男女12人でスタートして2年半。〝歌と踊り〟をメインにしているが多人数だとなかなかまとまらない。それなら最初から歌と踊りを得意とする女性だけの6人でやってみることにした」と説明。

12月24日の「秘蔵っ子」イベントを説明する寛平GM(右)

 リーダー格は初代から所属していた小林ゆうと咲方響で共に26歳。小林は今年入団8年目で座員総選挙15位、咲方は同6年目で同16位と若手のホープ双璧。残る4人は今夏にお披露目したばかりの新人オーディション合格者〝金の卵12個目〟から「負けん気一番」きだななみ(23)、「音楽大出身」おはる(26)、「タップダンス得意」野呂桃花(23)、「ダンス得意」冲ひなた(19)を抜てきした。

「何かやってみ?」とGMに促され、コブシを口に突っ込み周囲を驚かす秘蔵っ子のひなた(中央)

 小林と咲方によるとキャッチフレーズは「歌って踊れる、お笑いアイドル」と〝1粒で4度おいしい〟欲張りチーム。GMは「当日はコントもやってもらう」と明かし、新喜劇からケン、筒井亜由貴、野崎塁らが相手役男優として助演する。

 この日はGMが若かりし頃に付け人をしていた新喜劇の花紀京・元座長(2015年、78歳で死去)が二日酔いの際に行き付けのうどん屋で二日酔いの際に舞台前の食事が喉を通らず「肉うどんのうどん抜き!」と注文したのがはじまりとされるダイショー製『花月食堂監修肉吸い鍋つゆ』(万代スーパーで販売、3~4人前・税抜き298円)の試食とPRも展開。「大阪のうどん味はあっさりしてうまい!」と屈託なく食べるメンバーを横目に、GMは「あの頃の芸人は毎晩よう飲んでたからね。師匠、天国で今頃どんな顔してはるやろ?」と思わず苦笑。

「肉吸い」のエピソードを秘蔵っ子メンバーに説明する寛平GM(中央)

(畑山 博史)

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