【関西韓日経済フォーラム】万博テーマに意見交換 開催決定の大阪と誘致競争の釜山

演壇に立つ鳥井会頭(左)と金教授

 在日コリアンが最も多い大阪と韓国の経済交流を促進する15回目の「関西韓日経済フォーラム」が大阪市内のホテルで開かれ、2025年の大阪・関西(夢洲)万博と、30年万博の誘致競争を展開している韓国・釜山市の状況を考えながら意見交換した。

 政経面で日韓関係の再構築が進む状況を考慮し、大阪商工会議所の鳥井信吾会頭(サントリー副会長)が経済界を代表して祝辞。京都大の若林直樹教授が万博を関西の観光再生のきっかけにするために「ブランド化が大切。ポスト万博に持続できるIRとは?」を、具体例を挙げながら説明した。

一方、韓国第2の都市である釜山広域市は、海外の大都市では日本に最も近い。市の官財界からアジア有数の貿易港としての紹介があり、近畿大の金相俊教授が「誘致をきっかけにした釜山の観光化」に関する活性化戦略を説明。「過去のイメージに固執せず〝現在の観光市場が何を欲しているのか?〟をしっかり分析して見極め、他地域との差別化を図る」と定義した。

 (畑山博史)