
「女性だけの、女性のための場所」を掲げ、スタッフを全員女性で構成する「うめきたウィメンズクリニック」が、11月1日に開院した。西宮で信頼を集めてきたクリニックの分院で、「大阪でも通える場所をつくってほしい」という患者の声を受けて開設。働く女性の味方として昼休みや仕事帰りの来院が増えているという。
場所はJR大阪駅直結のイノゲート大阪12階(北区梅田3)。高層階のため外からの視線が気になりにくく、「プライベート感があって来やすい」「産婦人科への入りづらさが払拭された」と好評だ。予約制で待ち時間が少ないことから昼休みに受診する会社員が多いほか、「大阪の仕事帰りに寄れる」と京都方面からの利用もある。年代は幅広いが、特に20代、30代の利用が多いという。
美容医療では白玉点滴の人気が高まっている。施術中はグラングリーンを望む景色を眺めながら過ごせるため、「きれいになりたい気持ちを満たしながら癒やされる」「日常を忘れられる至福の時間」といった声が寄せられている。

院長は「女性の体と心はライフステージによって大きく変化します。どんな時期でも不安なく相談できる場所でありたいと考えています。また、この地域の〝かかりつけ医院〟として、うめきたで暮らす方、働く方にとって身近で頼れる存在を目指しています。受診はもちろん、自分を大切にするための時間としてクリニックを活用していただければ」と話す。

女性の健康と美容を総合的に支えるクリニックとして、多忙な都市生活に寄り添う存在となりそうだ。
