ゆあさみちる、大阪公演満席 メジャーデビュー後初の開催

 6年前にデビュー曲「私の花」でプロになりコツコツと温泉地・別府(大分県)を拠点に活動。この曲を今年1月に11枚目シングル「私の花―Lien―」として再び収録し直して念願のメジャーデビューを果たしたシンガー・ソングライター、ゆあさみちるがライブツアー「夜の音楽室」のフィナーレとして初の大阪でのライブを開催。

キレッキレの動きで舞台上を移動するゆあさ

 会場の大阪市浪速区の高架下ライブハウスは180席が早々と満席。ファンの年齢層は幅広く、女性客が7割を占める構成。自らを「ボク」と呼ぶ男前な女性で特技はキック・ボクシングというだけに引き締まった表情が印象的。ライブでは自身のオリジナルだけでなく「朝日の当たる家」「カスバの女」など昭和のヒット曲カバーを含め20数曲を豊かな声量で歌い上げた。

 ゆあさは「私、こう見えても結構ビビリで、大阪で歌うのは初めてなのでずっと心配でした。でも熱い皆さんに迎えられてそんな思いも一瞬で吹っ飛びました」と笑顔に。

ファンの声援に思わず少年っぽい笑顔のゆあさ

 新潟・新発田市で生まれ育ち、高校を出て専門学校に入るタイミングで上京。本格的に歌作りを学ぶためシンガー・ソングライターの先輩、花岡優平(74)に弟子入り。花岡の生まれ故郷・別府に移住し創作活動に磨きを掛けた。この日のライブも客席後方で手拍子を取りながら見守る花岡の姿が印象的だった。

しゃがみ込んでニラミを利かせるポーズのゆあさ

 日本では1980年代にアン・ルイスや山下久美子らの活躍で女性ロック歌手ブームが到来。ゆあさ自身「昭和の歌謡曲が好き」というだけに書きおろしの曲調はJ-POPに近く、カバー曲も自身でジャズ風にアレンジしたものを演じてみたりと多彩な表現力を発揮している。

ゆあさみちるの新曲「私の花―Lien―」のCDジャケット

 10月6日には東京・有楽町の900席あるヒューリックホール東京での凱旋コンサートも決定。それまでに神戸や名古屋など主要都市で夏ライブツアー実施が組まれており、昇り調子の勢い。「夢は大きな事を言った方が勝ち。絶対諦めない、ボクの生き様に何かを感じてもらえれば」と話し、ファンの広がりに手応えを感じている。
(畑山 博史)

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