日本取引所グループ傘下の大阪取引所(大阪市中央区)は5月13日、JPX大阪拠点の取り組みをPRする〝JPX OSAKAアンバサダー〟に落語家の桂天吾を任命した。大阪取引所で就任式と対談を開き、投資や金融を身近に感じてもらう情報発信に取り組む方針を示した。

就任式では、大阪取引所の多賀谷彰社長が桂天吾氏に任命状を授与。多賀谷社長は、落語家としての発信力や親しみやすさに期待を寄せ、取引所の活動や金融知識の普及につながることを期待すると述べた。
桂天吾氏は、投資や金融について「一般の人にもわかりやすい言葉で伝えたい」と抱負を語った。自身も少額投資を行っていることを明かし、「投資を始めてから経済ニュースを見る機会が増えた」と話した。
また、過去に実業家の五代友厚を題材にした創作落語を手がけた経験にも触れ、金融をテーマにした落語の可能性にも言及。江戸時代から続く大阪・堂島の米相場と古典落語の結び付きにも触れ、「落語と金融には歴史的な接点がある」と語った。
対談では、多賀谷社長が今年4月の就任後、初めて天満天神繁昌亭(大阪市北区)で落語を鑑賞した際の感想にも触れ、落語の魅力についても触れた。

アンバサダーの活動期間は2027年3月末まで。月1回程度の活動を予定しており、YouTube動画やSNSなどを通じ、若年層を含む幅広い世代へ取引所や金融への関心を高める取り組みを進める。
