第64回母の日作文 秀作8点紹介 ありがとうおかあさん

 週刊大阪日日新聞は、5月10日の「母の日」にちなんで、大阪府内の小中学生を対象に「第64回母の日作文」を募集しました。大切なお母さんや家族への想いを綴った秀作が数多く寄せられました。審査の結果、大阪府教育委員会賞に、関西創価小学校3年船曳怜香さんが輝いたのをはじめ、大阪市教育委員会教育長賞、週刊大阪日日新聞賞各1点、特選4点が決まりました。この8作品を紙面で紹介します。掲載はほぼ原文のままとしました。掲載にあたり、ご協賛いただきました各企業に御礼申し上げます。

【大阪府教育委員会賞】じゅうでんしきお母さん

関西創価小学校 3年 船曳 怜香

 わたしのお母さんは、体のふじゆうな子がかよう学校ではたらいています。毎日おしごとのことをたくさん考えていて、すごいなぁと思っています。
 お母さんは、おしごとからかえってくるとごはんを作ります。でもつかれていて、わたしに「じゅうでんが切れたよー」と言います。その時わたしは、お母さんのいるキッチンへ行って、お母さんにハグをします。すると、「じゅうでんかんりょう!」と言って、おいしいごはんを作ってくれます。
 お母さんは元気なほうがいいけど、わたしはお母さんといっぱいハグしたいので、ときどき「ママじゅうでんたりてる?」とききます。きくとかならずじゅうでんがたらない言ってハグをします。お母さんとハグをすると、とてもしあわせな気もちになります。わたしは、そんなじゅうでんしきお母さんをこれからもじゅうでんしつづけたいと思います。

【大阪市教育委員会教育長賞】私のお母さん

大阪信愛学院中学校 2年 堀内 梨花

 私のお母さんは、とても「ナゾ解き」が大好きだ。休みの日、家ではスマホの脱出ゲームをしていたり、クイズ番組に夢中になったりしている。そんなお母さんを見ていると、仕事や趣味も全部「犯人探し」みたいに楽しんでいるなと思う。
 お母さんの仕事は「言語聴覚士」という、言葉のリハビリをする先生だ。お母さんはよく、「どうして言葉がうまくでないのか、その原因を突き止めるのは、事件の犯人探しに似ているんだよ」と言っている。ただの仕事としてやるんじゃなくて、相手が困っている理由という「ナゾ」を、一緒に解決しようとしているみたいで、そこはちょっとかっこいいなと思う。
 そんなアクティブなお母さんは、たまに山登りにも行く。一歩ずつ、答えを探すみたいに「頂上の景色が楽しみなんだ」と笑っている。
 ナゾ解きも、仕事も、山登りも。お母さんはいつも難しいことも「どうすればクリアできるかな」とゲームみたいに楽しんでいる。私はまだ、課題とか落とし物や道に迷ったりしてすぐパニックになっちゃうけど、いつかお母さんみたいに、大変な状況になってもそれを面白がれるような強さを持ちたい。普段は当たり前だと思っていたけれど、自分では同じことをしようとしてもできない。毎日続けているお母さんのことを実は結構すごいと思っている。

【特選】気軽にお話くださいセンター

関西創価小学校 4年 井上 美樹

 「今日はね、学校、楽しかった!」
 夜寝る前におふとんに入り、今日あった事をいろいろ話す。私はそれに名前をつけた。「気軽にお話しくださいセンター」と。センターはママと私の心の中にあって、ほかのだれにもひみつ。話す相手はママだから、いやな事もがまんしていた事もむりせずパーッと言える。心がいやな事で暗くなっていたけど少しずつ温かくなってきてどんどん明るい色になってきているのがじんわりつたわってくる。そしたらなんだか安心してたまにポロポロとなみだが出て泣いちゃうこともある。
 「いつもみきちゃんはよーくがんばっているね!」そうママに言われると、「ありがとう!」「大好きだよ!」という思いが、なみだとなって流れているのかな?と感じた。
 うれしい事も悲しい事も、どんどんどんどんつたえるね。でも、夜だから、早くねなければいけない。そういうときは、センターを昼にもひらいてもらう。そうすれば、いつでもどこでもママとなら話せるから、すきなだけ話せる。もし、ママが苦しいな、いやだなと思う事があったら、今度は私が気軽にお話を聞いて心の色を明るくしてあげるね。
 ねる前に二人だけの、ひみつの「気軽にお話しくださいセンター」。今日の夜も、たくさんたーっくさん話してうれしかった事や、なやんでモヤモヤして落ちこんでいた事をうちあけてみよう!

【特選】母の日

城南学園小学校 4年 𠮷川 瑠俐

 お母さんはいつもいそがしく私たちのためにがんばってくれています。おいしいご飯を作ってくれて、たくさんの洗濯物をたたんでくれて、おそうじにお買い物、勉強を教えてくれます。
 そこで、今年の母の日には何かプレゼントをしたいなと考えています。何がいいかなと考えて、一番に思いついたのは、ケーキです。お母さんはケーキを食べていると特にうれしそうにしているので、ケーキのプレゼントがいいと考えました。何のケーキがいいかなぁ。やっぱりいちごのショートケーキかなぁ。それともチョコレートケーキかなぁ。まてよ、たしかモンブランも大好きだったはず。いろいろ考えて、ふと我にかえりました。私のおこづかいでは買えないなぁ。お父さんにたのんで買ってきてもらおうかな。でもそれじゃあ、お父さんの手柄になっちゃうかもなぁ。いろいろ考えた末、ケーキはあきらめました。
 ケーキじゃあないとすると、何のプレゼントにしようかなと、ふたたび考えました。お母さんは私が何をした時によろこんでいるかなぁ。学校から帰って宿題をすぐにした時かなぁ。それともばんご飯の用意の時に、サラダのもりつけを私が手伝った時かなぁ。いろいろ考えた末、思いつきました。
 そうだ、お母さんは、私が「学校でこんな楽しいことがあったよ」とか「今日はお友達とこうして遊んできたよ」とかえがおで楽しくお話している時に一番よろこんでいるなあと。そこで今回の母の日のプレゼントには、いつも通りのえがおで「お母さんいつもありがとう。大好き」と伝える事に決めました。お母さん、よろこんでくれるといいなぁ。

【特選】いつもありがとう

浪速中学校 1年 舩本 永遠

 定期テストがはじまる一週間前、私はぜんぜん勉強をせず、スマホをいじったり、課題はまったくおわらなかった。お母さんに課題がおわったのかきかれても、てきとうに返事をしたりのくりかえし。私はいつもギリギリになってからおわらせてしまう。
 ある日、ギリギリになって課題をはじめた。私は、そのとき分からない問題があって困っていたら、仕事で忙しいはずなのにお母さんが教えてくれた。何分も、何時間も。
 一週間後、試験が終わって結果がかえってきた。私は過去最高の点数をとれた教科がなんこかあってすごくすごくうれしかった。これは、絶対お母さんが教えてくれてないと、とれていない点数だったと思う。
 家に帰ってお母さんに点数を伝えたら、一緒になってよろこんでくれた。私はもっと勉強を頑張ろうと思った。

【特選】推し活親子

関西創価中学校 2年 山元 美来

 「思い通りすすめなくてそれでもいつだって君となら笑えた
ああ 思うよりずっと大切なものは側に」
 これは私の推しの歌詞だ。母も私と同じ推しの沼にはまっている。
 休日には、推しの聖地巡り。夜には、一日のごほうびや癒しに動画とDVD鑑賞で盛り上がる。
 今まで一番心躍ったのは初のライブ参戦。
 思い通りにいかない事、くやしい事もたくさんあるけれど、こうして笑い合いながら過ごしていく日々。母とのこんな毎日が楽しくって元気になる。私にとって推しの存在は大きい。でも私にとっての一番の推しは母だ!

【イオンモール大日賞】大切な時間

関西創価小学校 4年 瀧井 瑞希

 「おしまい」
 「えー、もうおわりー」
 ねる前にお母さんがおふとんの中で本を読んでくれる大切な時間。
 私が3歳の時から毎日読んでくれてる。私とケンカした時も、どんなにお母さんが怒っていても、この時間を作ってくれる。だから1日いやなことがあったとしても、全部ちょう消しにしちゃうま法の時間が大好き。
 お母さんは私たちを絵本の世界につれて行ってくれる。
 「ドキドキ」「ハラハラ」、時には大ばくしょう!お母さんの読み方はすごく上手。
 あっという間にその時間は終わってしまって、私はいつも「まだ読んで!」とおねだりしたくなっちゃう。お母さんの声はね、とっても心地良いんだ。安心するんだ。だから一日でも一番最高な時間。ずっとこの時間が続けば良いのに。そしてね、いつか私がお母さんになった時、今度は私が子供に毎日絵本を読んであげるんだ。この大切な時間はあっという間に終わるけど、ずっとうけつぐよ!

【週刊大阪日日新聞賞】びっくりする母

城星学園小学校 2年 東條 敬介

 ぼくの母は、びっくりが大好きです。びっくりとは、人をおどろかすことです。この作文で母がどんなふうにびっくりさせてくるのかせつめいします。
 ぼくのいえには、ドキドキスポットが二かしょあります。一つ目は、ランドリールーム。ランドリールームの入口と出口はまがりかどになっているので、ぼくがランドリールームを歩いていると、母はとつぜんかどから、「わっ!」と、おどろかせてきます。ぼくはしんぞうがとび出しそうなぐらいびっくりします。
 二つ目は、トイレ。おわってとびらを開けたとき、いきなりびっくりさせてきます。なので、あんしんしてトイレもいくことができません。
 けれど、じつはぼくもびっくりが好きなのです。おどろかすときも、おどろかされるときも、どちらもドキドキしてえがおになれるからです。しかし、母をおどろかすのはなかなかせいこうしません。なのでぼくはさくせんをかんがえました。母が一人でしゅうちゅうしているときにこっそりちかづいて、うしろにしずかに立って、ふりむいたしゅんかんに「わっ!」と、おどろかす。ぼくは、いつかびっくりする母を見てみたいです。

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