高校生考案「かわいい値引きシール」実証開始 食品ロス削減へ フレスコ桃山店で

 京都を中心に地域密着型のスーパーマーケット「フレスコ」を展開するハートフレンド(京都市下京区)は3月31日、京都府立桃山高等学校(京都市伏見区)の探究活動カリキュラム「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」に賛同し、同校生徒が考案・デザインした「かわいい値引きシール」を導入した実証実験への協力を、フレスコ桃山店(京都市伏見区)で開始した。

 ハートフレンド社と桃山高校の連携は、2025年10月にフレスコ桃山店で実施した、生徒による食品ロスに関する聞き取り調査から始まっている。生徒たちは、フレスコ桃山店での調査を通じ、「値引き商品は、周囲の目が気になり、恥ずかしくて買えない人がいる」という消費者の心理的ハードルに着目し、値引きシールを親しみやすくかわいいデザインにすれば、抵抗感を減らし、売れ残りを防げるのではないかという仮説を立てた。その解決策として食品ロス削減を目的とした「かわいい値引きシール」を立案したのだ。

 同社は、桃山高校より、生徒考案のシールの効果検証をしたいとの依頼を受け、それに応える形で実証実験への協力を決定。実証実験の開始日となった3月31日には、フレスコ桃山店で生徒たちによるシール貼り体験が実施された。

 生徒自らが、商品の値引き作業を行い、自分たちが1年をかけて考案した「かわいい値引きシール」を一枚ずつ丁寧に貼り付ける様子が見られた。

 本検証で得られた販売データや結果は、フレスコから桃山高校に共有され、生徒たちのさらなる探究活動に役立てるという。

 食品ロスによる無駄の削減に役立ち、学生が実際のビジネスの中で自分たちが考えた案を実践するという貴重な経験を積むことができるこのような取り組みが広がっていけば、就職後の早期離職防止にも繋がるのかもしれない。

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