日本人の3人に1人が「食」を旅の決め手に アゴダ調査

 アジアを中心に展開するデジタル旅行プラットフォームの「アゴダ」を運営するAgoda International Japan 株式会社は、アジア9市場の旅行者を対象とした「2026年トラベル・アウトルック・レポート」の調査結果を2026年3月3日に発表した。
 本調査は2025年10月に実施したもので、アジア9カ国(インド、インドネシア、日本、マレーシア、フィリピン、韓国、台湾、タイ、ベトナム)の旅行者3353名の回答を集計したものである。

 調査結果によると、日本の旅行者の約32%が旅の重要な目的として「食」を挙げており、アジア全体でも高い比率であることが示された。旅行先の観光名所やショッピングに加え、その土地ならではの食体験を重視する「フーディー・トラベル(※食を目的とする旅行)」のスタイルが広がっているという。

 アジア市場全体で見ると、台湾が約47%、ベトナムが約35%、韓国が約34%と高い割合を示し、日本は同3国に次ぐ位置となった。またマレーシア(約33%)、インドネシア(約31%)、タイ(約20%)、インド(約8%)が続き、そもそもアジアでは「食」を旅の動機とする旅行者が多いことが浮き彫りになった。

 日本国内では、ご当地グルメや旬の食材を求めて地方都市を訪れる動きが拡大している。海外旅行においても、現地のローカルレストランや話題のダイニング体験が旅の主要な要素となる傾向が顕著である。国内外問わず、現地ならではの味覚を楽しむ旅程が重視される傾向が見られ、日本人にとっては食体験そのものが旅の満足度を左右する重要な要素だといえる。

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