関西21蔵から60銘柄以上が集結

大阪城公園で日本酒試飲イベント

 コロナ禍では、売上を飲食店に依存していたことから大きな打撃を受けた酒造業界。現在は少しずつ元の生活を取り戻そうとしている。そのきっかけになるべく、大阪府酒造組合とFM802/FM COCOLO/ZIP-FMは9月23、24日、JR大阪城公園駅の駅前広場で、日本酒試飲イベント「OSAKA-JO SAKE SQUARE~オオサカジョー サケ スクエア~」を初開催する。

 関西地域は古来より日本酒文化が息づいている。大阪は天下一の酒どころとして、上方から江戸に運ばれる〝下り酒〟としてもてはやされた。滋賀は吟吹雪(ぎんふぶき)という酒造好適米や豊かな地下水があふれる。京都の「伏見」と兵庫の「灘」は言わずとも知れた日本三大銘醸地。奈良は日本酒発祥の地で、和歌山は紀伊山地から流れる伏流水が酒の仕込み水に使われてきた。

 同イベントには、関西の21蔵から60銘柄以上の酒が集結。会場には有料の試飲ブースやおつまみブース、販売ブース、DJブースが設けられ、「音楽」と一緒にお酒が楽しめる。

 参加するには、飲食用コイン10枚とオリジナルお猪口、リストバンドが付いたスターターセットの購入が必要。前売りは3300円で当日3900円。会場では追加コインも1枚200円で販売する。 詳しくは電話052(972)0778、同実行委員会へ。ホームページ(https://zip-fm.co.jp/osaka-jo-sakesquare23/