物件探しからリノベーションまで 「好きな空間で暮らす」をワンストップで

 新築マンション価格の高騰、住宅ローン金利の上昇など、住宅購入を巡る先行きの不透明感が増している。そんな中、これからますます需要が高まることが予想されるのが、「中古物件を購入し、リノベーションを行う」手法だ。顧客ニーズを捉え、新たな戦略に舵を切った不動産会社を取材した。

Refitが施工した築40年マンションの改修例。リノベーションならではの天井仕上げも相まって、新築では出せない雰囲気に

「中古住宅×リノベ」がトレンドに

 「〝新築マンションは高すぎて買えない。中古住宅を購入して自分好みにリノベーションしたい〟というニーズが、ここ数年で急増していま す」。こう話すのは和光ホームズ(住吉区長居1丁目)の松本淳専務。同社ではこれまで、物件探しとリノベーションの相談を別々の店舗で受け付けていたが、9月17日に両者の窓口を一つに集約。「両方の専門スタッフが一つの拠点に集まることで、住まいづくりをワンストップで対応できる体制が整った」と松本専務は説明する。

 希望する暮らしのイメージからリノベーションの内容を検討し、その予算を踏まえて物件を探すこともできる。また、気になる中古物件が見つかった段階で、リノベーションを実施するか否かを相談することも可能だ。

 物件価格とリノベーション費用を合わせて考えられるため、住まいにかける総予算を把握しやすいのもメリットとなる。

好きな空間で暮らしたい

 同社グループのリフォーム・リノベーション部門・Refitは、ヴィンテージ調やビターな空間づくりなど、デザイン性の高いリノベーションに定評がある。SUUMOが実施する顧客アンケートではリフォーム部門の「顧客満足優良会社」として、2年連続で表彰されている。

 既製品や決められた仕様の中から選ぶのではなく、住む人の好みやライフスタイルに合わせて、間取りや素材、設備、照明などを細部までつくり込む。それがRefit流だ。

 例えばキッチン一つをとっても、収納の位置や高さ、素材の組み合わせなど、実際の暮らし方に合わせてカスタマイズが可能。オリジナルのキッチンや洗面台、造作家具を取り入れたり、コンクリートむき出しの「あらわし天井」にしたりと、既製品では表現しにくい空間づくりにも対応する。

 Refitで空間デザイナーを務める藤井亜衣さんは「ただ住むための家というだけでなく、お客様それぞれが〝自分らしく暮らせる空間〟を実現できるようお手伝いがしたい」と目を輝かせる。

Refitの「カスタムプラン」では、既製品ではないキッチンや造作の洗面台を、ショールームで相談しオーダーが可能だ

長く快適に過ごせる住まいへ

 築年数の経った中古住宅も、住む人のライフスタイルに合わせて生まれ変わる。例えば、50代の女性と息子の2人が暮らす築約40年のマンション。現在の生活スタイルに合わせ、4DKだった間取りを見直した。4部屋のうち一つをウオークインクローゼットにして収納を確保するなど、空間を再構成。畳や古くなった壁、建具なども一新し、段差もできる限り抑え、これからも長く快適に過ごせる住まいへと整えた。

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 同じ面積、同じ間取りでも、誰がどのように暮らすかによって、必要な住まいの形は変わる。Refitでは、建物の状態や住む人の希望を確認しながら、一つひとつの住まいをつくり上げていく。

 物件を探すところから、その先の暮らしをデザインするところまで。Refitは、住まいを「買う」だけではない、自分らしい暮らしのつくり方を提案している。

<取材協力>Refit(運営:和光ホームズ)/大阪市阿倍野区旭町1−2−7 あべのメディックス301/電話(0120)696609/営業9:00〜19:00/火・水曜定休
https://refit.jp

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