「大阪に役立つことをしていきたい」 88歳の河社長、イルミネーション支援に情熱

 御堂筋をイルミネーションで盛り上げる「大阪・光の饗宴」の魅力向上と子供の貧困対策として、毎年、寄付活動を続けているリバー産業(大阪市中央区久太郎町、河啓一社長)に20日、紺綬褒章を授与する伝達式があり、大阪市の横山英幸市長から河社長へ褒状(ほうじょう)が贈られた。併せて、大阪市から同社に感謝状が贈呈された。

紺綬褒章伝達式後、関係者を背に横山市長(写真前列左)と褒状を手にする河社長

 紺綬褒章は、公益のために私財を寄付した個人や法人に国(内閣府)が授与しており、同社は長年にわたり大阪の都市力アップと社会課題解決のために毎年、私財を提供。今回の受章は、昨年度行った「大阪・光の饗宴」と子供の貧困対策に各500万円の計1000万円の寄付に対するもので、大阪市の感謝状は9月に行った計1500万円の寄付に対して贈られた。

 同社の「大阪・光の饗宴」と子供の貧困対策への寄付活動は、2013年から継続しており、大阪府と合わせた寄付金総額は2億1500万円に達する、という。

 河社長は「御堂筋でイルミネーションのイベントがスタートした頃、パリのシャンゼリゼに匹敵するような通りにするにはデザイン力が不足していると痛感した。魅力あるイルミネーションにしてもらいたいと要望し、寄付を行うようになった」と振り返る。子どもの貧困対策への寄付は、裕福ではなかった自身の子ども時代の体験がきっかけという。「おかげさんで会社の利益も出ており、寄付を続けていきたい」と話した。
 88歳の河社長は、同じ年齢で親交の深い海洋冒険家でヨットマンの堀江謙一さんにも触れ、「夢を追い求めるチャレンジ精神を見習い、私も常に青春の気持ちで大阪に役立つことをしていきたい」と笑顔を見せた。

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