人と接すると疲れることが多く、ストレスを抱えやすい……。そんな風に感じることはありませんか? 今回は、他人とのコミュニケーションでストレスを抱えやすい人のよくある特徴と、心を楽にするために自分に問いかけてほしい質問についてお伝えします。

① 相手の言葉や態度を重く受け取りすぎる
・「挨拶したのに無視された。きっと私のことが嫌いなんだ……」と考える。
・相手が「今日は疲れた」と言ったのを聞いて、「私のせいでは……?」と思う。
このように、相手の言葉や態度を必要以上に重く受け取ってしまうケースです。他人の言動を何でも自分につなげて考えると、疲れやストレスは大きくなります。
思い当たる人は、次の質問を自分にしてみましょう。
・「あの人がああいった態度をとったのは、別の理由や事情があった可能性はない?」
・「相手はその言葉を、どのぐらい真剣な気持ちで言った?何気なく口にしただけでは?」
・「相手は実際にそう言った?それとも、態度だけで判断した?」
〝事実〟と、自分がそこに付け加えた〝解釈〟を分けて考えることが大切です。
②よく比較する
・「私はあの人のようにうまく話せない」など、相手と比較して自分のことを責める。
・うまくいっている人を見て「私とは全然違う」と感じ、落ち込む。
このように、周囲とよく比較してしまうケースもあります。
他人と比較して落ち込むことが多い人は、次の質問を自分にしてみましょう。
・「相手の見えている部分と、自分の全部を比べていない?」
・「本当に相手の方がすべてにおいて上?」
・「その比較は、自分を成長させるもの? それとも苦しめるもの?」
相手の優れている部分だけを見て、自分と比べてばかりいると、自分に価値がないように感じてしまうものです。自分の個性や強みにも目を向けてみましょう。
③他人に対する期待が大きい
・「私はいつもあの子の話を親身に聞いているのに、私が話すときはちゃんと聞いてくれない……」とがっかりする。
・「仕事は助け合うことが大事なのに、私が忙しいときは誰も助けてくれない……」とモヤモヤする。
このように、他人に対する期待が大きいケースもあります。気遣いや気配りができる人ほど、この傾向が強いようです。「自分が相手にしていることなら、相手も自分にしてくれるはず」と、無意識に期待してしまうのですね。
思い当たる人は、次の質問を自分にしてみましょう。
・「その期待は相手に伝えていた?」
・「『当然』と思っているのは、誰にとっての当然?」
・「自分の中だけのルールでは?」
自分にとっての「当たり前」や「自分のルール」を相手に当てはめていないか見直すこ
とが大切です。
他人とのコミュニケーションで疲れやストレスを感じることが多いときは、一度立ち止まり、今日ご紹介した質問を自分に問いかけてみてください。
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大阪市出身。1980年生まれ。関西大学社会学部卒業。心理学について学びを深め、人間関係に悩む人々のカウンセリング業務に従事。その経験を活かし、家族間や男女間のコミュニケーションについての記事を大手WEBマガジンにて執筆。ビジネス書の編集・執筆協力にも多数携わる。米国NLP協会認定 NLPマスタープラクティショナー。
〈メディア出演〉ニュース番組『新・情報7daysニュースキャスター』に出演。「高齢者の親に免許返納を促す伝え方」についての記事が反響を呼び、取材を受ける。朝の情報番組『ビビット』に出演。「2歳児ができること」について紹介した記事が取り上げられる。
