浜村淳がエール “60歳の新人”滝あつしが船出

 浜村淳や水谷ひろしら司会業タレントを多く抱える在阪芸能プロ「一丁目一番地」の谷村淳司(たにむら・じゅんじ)社長が2月に還暦60歳を迎えた事で一念発起。若い頃に目指した演歌歌手への道を再び目指し、芸名・滝あつしとしてデビュー曲「おとこ人生夢街道」発売記念パーティーをこのほど大阪市内のホテルで開いた。

浜村(右)から花束を贈られる滝

 谷村社長は若い頃に芸能界へあこがれて、浜村をはじめキダタロー、中村鋭一らが所属していた「昭和プロ」に入社。当初は付け人を兼ねたマネジャーとして業界事情を学ぶつもりだったがその敏腕ぶりが評価され、ついに社長に抜てきされた。

 数年前、浜村や水谷ら少人数のタレントと共に初心に戻るつもりで独立。趣味で楽しんできたカラオケから離れ、本格的なボイストレーニングを密かに開始。仕事上で付き合いのあった作詞家・麻こよみ、作曲家・岡千秋の売れっ子コンビがその意志を聞いて作品を提供。滝は「〝人生、幾つになっても、何度でも挑戦できる〟という心意気の歌。60歳の新人にもったいない曲」と神妙。

歌の途中、ファンの声援に笑顔の滝

 ゲストとして登場した浜村は「ボクの元マネジャーで長い付き合い。〝歌がうまい〟とは聞いていましたよ。でも本当にCDデビューするとは思わなかった。私は華城あつし、という芸名を考えたんです。でも後で聞いたらこの芸名に。温泉が湧き出ているようでいいじゃないですか」とエール。「ボクも大腸がんや脳内出血の手術をしまして少しお休みして谷村社長には心配掛けました。1月で91歳になり、なかなか体が言うことを聞いてくれなくなりましたが、まだ大丈夫です」と前置きし、滝の歌唱前紹介を名調子で披露し門出を祝った。

終演後、帰路のファンに感謝の滝(中央)

 オリジナル持ち歌が1曲しかない滝は男女さまざまな先輩歌手のヒット曲13曲をカバーして歌い客席を回った。終了後は会場出入口で観客を見送り、ようやく笑顔で言葉を交わし「これからは歌手と社長の二刀流。いや、会社の営業マンも兼ねた三刀流で頑張ります」と決意も新た。

 (畑山 博史)

滝あつしの新曲「おとこ人生夢街道」のCDジャケット
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