近鉄百貨店上本町店(大阪市天王寺区)は、地下食料品売場を大規模リニューアルしている。4月から順次、新規・改装店舗がオープンし、5月中頃には人気店「551蓬莱」がイートインスペースを併設して装いを新たにする。

今回のリニューアルは、同社が掲げる中期経営計画(2025~2028年度)に基づく取り組みで、地域店を「地域のインフラ機能」と位置づけ、日常的に利用できる食の拠点づくりを目指す。
4月8日には、大阪で80年の歴史を持つベーカリー「鳴門屋」と、谷町エリアで行列のできる本格台湾中華料理店「チャイニーズダイニング蘭亭」がオープン。同15日には、天保元(1830)年創業の老舗和食店「なだ万」が手がける弁当・惣菜の販売と、奈良の伝統食「わさびの葉寿し」を現代風にアレンジした「うめもり」が加わる。同20日には、和惣菜を幅広く取りそろえる「厨房さと」も開業する。


同22日には、奈良・三重など近鉄沿線で育てられた野菜や農産物、生産者こだわりの加工品を販売する自主運営売場「ハルチカマルシェ」が地下2階に誕生。奈良県産の朝採れ野菜を当日午後に店頭に並べるなど、鮮度を重視した品ぞろえが特徴だ。全国の銘菓を集めた「諸国銘菓」コーナーも売場面積を約1・5倍に拡大し、約230品目を展開する。
