
大阪・関西万博の開催に向けて、大阪駅南側のマルビル跡地に新たなバスターミナルが整備され、2月18日に完成式典が行われた。施設は3244平方㍍の敷地に軽量鉄骨造で、環境配慮型のZEB(ゼロ・エネルギー・ビル)認証を取得しており、太陽光発電設備も導入。さらに、万博公式キャラクター「ミャクミャク」を模したバルーンが設置され、訪れる人々を迎える。
万博期間中は、ここから万博会場への直通シャトルバスが運行される。会場までは約30分、1日に20本以上が運行される予定。料金は大人・子どもともに1000円、利用には予約が必要となる。
なお、バスターミナルは万博終了後に解体され、その跡地には新たな円筒形ビルが建設される計画だ。新ビルは商業施設やオフィス機能を備え、2030年の開業を目指している。