大阪市立木川南小学校(淀川区)で1月21日、スケートボードの出前授業が行われた。
道路や公園でスケートボードを禁止している場所が多く、日常的に楽しめない現状を児童らから聞き、昨年6月から授業に取り入れて今回で5回目。
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以前からスケートボードをやりたいという児童らの要望を聞いていた山内伸作校長は「ちょうどオリンピックでの日本人選手の活躍を観て、自らも挑戦してみました。繰り返して練習すると体幹が鍛えられ、バランス感覚を養えることが実感できた。また技術を習得することで自信や忍耐力、集中力も高まる。安全な環境でスキルアップする大切さを学び、継続することであらゆる運動に生かしてほしい」と期待を寄せる。
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当日は5年生21人が参加し、講師の「ムラサキスポーツ大日店」(守口市大日)のスタッフから、スケートボードのマナーや防具の重要性、正しい乗り方や転び方などを学んだ。最初はこわごわ乗っていた児童らもおよそ2時間の練習後には全員が、体育館の両端を行き来できるようになった。
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参加した里田紗彩さんは「前に自宅でやったときは怖かったが今回は楽しかった。帰ったらまたお父さんに教えてもらう」と話した。笠松凛さんは「できないと思っていたけど意外とうまくできた。ボードに乗って止まった状態でいろいろな動きをする〝スケボー体操〟が楽しかった」と笑顔で答えた。
■大阪市立木川南小学校/大阪府大阪市淀川区木川東1丁目2−36