大阪に「萬野屋あり！」　関目に直営２号店オープン　「まんのや　上タン」が半額の660円

　一世紀近く食肉問屋を営んできた「萬野屋」が目利きした黒毛和牛を、もし、問屋ならではのリーズナブルな価格で楽しむことができたなら…。そんな思いが実現できる「焼肉ホルモン　まんのや」の直営2号店が今月19日、大阪市城東区関目にオープンする。

　同店で提供されるのは、全国の優秀な肥育農家を巡り厳しい基準を満たした「極雌（ごくめん）萬野牛」と選別された黒毛和牛のみ。30か月以上長期肥育した未経産雌牛で、脂肪の融点が低く、赤身の肉質濃度が高い芳醇な香りが特長の和牛だ。

　要するに、サシがほどよく入り、口のなかでとろけるような食感で、それでいてあっさりとしているという。未経産雌牛ならではのきめ細かな肉質と柔らかさで、いくらでもおいしく食べられるということだ。

希少部位に出会えるのも卸問屋直営だからこそ

　メニューには、赤身やホルモンなど約25部位が用意されている。「生センマイ」や「心刺し」の刺身のほかに、「和牛スレンド（赤身炙りのユッケ風）」「国産牛マメ（腎臓）」「国産超新鮮レバー（肝臓）」など、鮮度が決め手の逸品ぞろい。またキムチや玉子スープ、冷麺などをはじめ、王道の人気メニュー約55種類が厳選されている。