聞こえの変化、見逃さないで 補聴器メーカー直営店が丁寧にサポート

 「最近、会話を聞き返すことが増えた」「テレビの音量が以前より大きくなった」こうした変化は、聞こえの低下を知らせるサインかもしれない。大阪・梅田の「コルチトーン補聴器大阪サービスショップ」(大阪市北区芝田)では、聞こえに関する悩みや補聴器選びの相談を受け付け、一人一人の聴力や生活環境に合わせた提案を行っている。

「聞こえの悩みは気軽に相談してほしい」と話す、コルチトーン補聴器大阪サービスショップ(大阪市北区)の認定補聴器技能者・酒井僚さん=編集部撮影

 来店するのは、聞こえに不自由を感じ始めた人や、家族から「聞こえが悪くなったのでは」と勧められた人が中心。補聴器を初めて検討する人のほか、「まずは話だけ聞いてみたい」という相談も少なくない。

 同店は補聴器メーカー直営店ならではの専門設備を備える。防音室での聴力測定や補聴器特性測定器を活用し、認定補聴器技能者の資格を持つスタッフが聴力や生活環境に合わせて補聴器を調整。店舗は大型店ほど広くはないものの、落ち着いた環境で時間をかけて相談できることから、「親身に相談に乗ってもらえた」と利用者から評価を得ているという。

店内に設けられた聴力測定室。防音設備を備え、一人一人の聞こえの状態を詳しく測定する=編集部撮影
聴力測定室内には専用機器を備え、聞こえの状態を詳しく測定。一人一人に合わせた補聴器の調整につなげる=編集部撮影

 補聴器は購入後の調整やメンテナンスが重要だ。同店では聴力や生活環境の変化に応じた定期的な調整を勧めており、点検や調整は基本的に無料(修理や高額部品の交換を除く)。価格についても、高額な製品を勧めるのではなく、生活スタイルや予算に応じた製品を提案している。

 コルチトーン補聴器は、1946(昭和21)年に耳鼻科医療機器の製作・販売から事業を開始。聞こえに悩む人々を支えたいとの思いから補聴器の開発に着手し、1947年には前身会社を設立した。その後、日本初のメガネ型補聴器や耳かけ型補聴器、耳あな型補聴器、オーダーメイド補聴器などを開発し、国産補聴器メーカーの先駆けとして歩んできた。

 現在は東京の本社のほか、大阪、名古屋、福岡に直営サービスショップを展開。直営店で利用者の声を直接聞き、製品やサービスの改善につなげる体制を築いている。創業以来の理念である「使う立場にたって作られ、そしてお届けされる補聴器こそが優秀な補聴器」を受け継ぎ、デジタル補聴器に加え、アナログ補聴器や骨導式補聴器など幅広い製品をそろえる。2027年には創業70年を迎える。

 聞こえの変化は本人が気付きにくいことも多い。同店では①会話を聞き返すことが増えた②テレビやラジオの音量が大きくなった③電話での会話が聞き取りにくくなった④周囲の生活音に気付きにくくなった⑤言葉を聞き間違えることが増えたの5項目を聞こえのサインとして挙げ、一つでも思い当たる場合は早めの相談を呼び掛ける。

充電式耳あな型補聴器を手にする酒井さん=編集部撮影

 担当者は「補聴器を検討している方だけでなく、少し気になる、話だけ聞いてみたいという方も歓迎しています。大阪・梅田という便利な立地ですので、お買い物などのついでに気軽に立ち寄っていただきたい。これからも地域の皆さまの聞こえに寄り添い、安心して相談していただける存在を目指します」と話している。

大阪梅田駅そばに店舗を構える

■コルチトーン補聴器 大阪サービスショップ/大阪市北区芝田1―12―7 大栄ビル本館3階/電話06(6292)0554

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