クラフトハンバーガーショップの「ToRico BURGER(トリコバーガー)」(堺市東区)が23日から、290円で新商品のチキンバーガーを発売するというので店舗がある堺市東区の北野田まで行ってみた。

駅から徒歩5分ほどの距離にあるトリコバーガー北野田店には、2024年に一度取材に訪れて以来の来店だったが、その間に同店はすっかり地元で愛されるクラフトハンバーガーショップになっていた。


また、同店はあべのハルカスやなんばマルイなどにポップアップ出店したり、近隣のイベントや大学のキャンパスに出店して、じわりじわりと認知度を高めて顧客の胃袋を鷲掴みにし始めている。
そんな中、時代に逆行するかのような低価格のハンバーガーを発売したのだ。新商品はレモマヨとてりマヨ味の2種類のチキンバーガー。どちらも290円ポッキリ。「安くておいしいものをお腹いっぱい食べてもらいたい」という思いから着想して開発したという。

同店ではチキンバーガーやサイドメニューにオリジナルチキンなどがあるが、それらとは違った鶏肉を使用し、マリネにこだわった特別な方法で味付けしたり、衣を変えたりしてほかとは違うトガッていないチキンバーガーとして仕上げている。特製チキンに、同店三好シェフが素材から手作りしたこだわりのレモマヨとテリマヨの特製ソースをかけて提供されるのだ。
鶏肉はとても柔らかく、衣がサクッと揚がっているので食べやすい。量たっぷりの野菜もうれしい。
レモマヨ チキンバーガーは、甘酸っぱさがクセになる、オレガノやバジルなど、スパイスを効かせて香ばしく揚げた唐揚風のさわやか系チキンバーガー。

ソースは、当店人気のオリジナルレモネードをベースにしたほんのり甘酸っぱい「レモネードマヨ」。チキンの旨みとさわやかな酸味が絶妙にマッチ!
てりマヨ チキンバーガーは、みんな大好きな、甘辛てりやきソースとまろやかなマヨネーズの黄金コンビ。

ふっくらジューシーに揚げた唐揚風チキンとのバランスが抜群で、世代を問わず人気の定番の味。
この内容で290円は安すぎないか?
この価格で提供できるのは、トリコバーガーがあのほっかほっか亭のグループ会社だから。ほっかほっか亭の仕入れ力を最大限活用して鶏肉を大量に仕入れることで低価格を実現しているのだ。だから「安かろう、悪かろう」の心配もなし。
チキンバーガーと同じ290円で、「サゴ 白玉あずきミルク」と「杏仁マンゴーミルク」という2種類のアジアンスイーツも今年の始めから販売しているが、こちらもほかでは味わえないユニークな一品。

こちらも三好シェフが素材の組み合わせや、量や味のバランスを試して、「これだ」というものを選んだ。その結果、アジアンスイーツでよく使われれる「サゴ」を使用したオリジナルスイーツとして小豆やココナッツミルクと合わせて独特の甘さを作り上げている。

「サゴ」は主にサゴヤシの幹から採れるデンプンを原料とした食材で、粒状に加工されたものは「サゴパール」と呼ばれ、タピオカと似ているが、より小粒で「プチプチ」「つるん」とした軽やかな食感が特徴。

東南アジアでは古くから親しまれており、タピオカブームの次に来る「次の食感系スイーツ」として注目されている。
この「サゴ」、そのまま食べるとほとんど味がしないのに、小豆やココナッツミルクと一緒に口に入れると、不思議なことにちょうど良い甘さで舌の甘味センサーが反応する。あっさり、さっぱりでハンバーガーと一緒に食べるとちょうど良いデザートになりそうだ。
店舗のデザインや内装のディスプレイもオシャレな感じのするトリコバーガーだが、今年に入ってオリジナルデザインのTシャツを販売している。

同Tシャツを購入して、着用するか持ち込めば、500円以上の買い物で同店自慢のクラフトレモネードが1杯無料でもらえる。しかも永久に。今後メニューだけでなくオリジナルグッズも増えていくのかも。

2021年に上六(大阪市天王寺区)でメキシカンチキンの専門店としてスタートしたトリコバーガーは、2023年に現在の北野田の地に引っ越して、イートインスペースを備えた店舗になり、店舗のコンセプトもクラフトハンバーガーショップに変更。その後、大阪市内へのポップアップ出店や近隣地域への出張出店を行ったり、店内で音楽イベントや地域の人たちを集めたイベントを開催しながら、確実にその地位を築き上げつつある。
住所は堺市東区大美野2-10、営業時間は午前10時~午後10時。駐車場6台分あり。詳細は、公式インスタグラム(Instagram https://www.instagram.com/torico_jp/)へ。
