9・10月の暑さを観光資源に 神戸港で「セカンドサマー」

 フェリシモ(神戸市)は、劇場型アクアリウム「átoa」や神戸市立博物館、神姫バス(Port Loop)、フェリシモ チョコレート ミュージアム、六甲バター(QBB)など、地元兵庫を代表する食・交通・商業・文化・観光の各企業・施設とともに、長引く9・10月の暑い季節を「もう一度楽しむ第2の夏=セカンドサマー」と再定義。新しいレジャーやポジティブな暮らしを提案する『セカンドサマープロジェクト』の合同メディア発表会を開催した。

 合同メディア発表会に参加したフェリシモは、涼しく着こなせる夏の素材でも、デザインは秋の様相を取り入れているファッションを提案。
 劇場型アクアリウム「átoa」は、水族館内で行う「スノードーム作り」や「ビーバーのかじり木キーホルダーを作ろう!」「オリジナル〝ぬりえ缶バッジ作り〟」などのワークショップを開催を告知。
 神戸市立博物館は、通常の営業終了時間を延長し、午後5時半から午後8時まで楽しめるナイトミュージアムや、音楽などのライブパフォーマンスを予定していることを紹介。
 神姫バスは、1日乗車券で巡る神戸ポート界隈の利便性や魅力を紹介した。フェリシモ チョコレート ミュージアムは、チョコレートの包み紙などを集めたミュージアムの特徴や開催中の特別展を紹介。六甲バターは、同社の主力商品の「QBBベビーチーズ」をPRした。

 合同メディア発表会が行われたフェリシモ本社は、5年前にこの神戸港のウォーターフロントエリアに引っ越してきた。その際、ミュージアムや文化施設、スポーツアリーナなどと一体となって、同エリアを盛り上げることを掲げており、今回の「セカンドサマープロジェクト」は広義の意味でその一環になる。

 各社各様の魅力を発揮し、それぞれに連携することで、来館者や訪問者を回遊させて相乗効果を上げようという取り組みなのだ。

 神戸というと夜景や賑わいのあるオシャレな街という印象があるが、神戸市立博物館がある旧居留地から南側はオフィス街になるため、ウォーターフロントエリアは夜の人流がなく、外からのイメージと現実はかなり違った様相になっているという。また、港町ということで夏のイメージが強いため、夏は混み合うが、その反動で9月以降は訪問者数が減少するという課題も持ち合わせている。

 そのため、暑い9・10月を「セカンドサマー」と定義し、バスでの周遊を活用して三宮駅からウォーターフロントエリアなどを巡って各所で楽しんでもらいたいという狙いで、各社が企画を持ち寄って合同でプロジェクトを開催し、エリアの活性化のキッカケになることを期待している。

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