うめきたの森、11月20日開園 ドローンショーや音楽イベントも

 JR大阪駅前の再開発エリア「グラングリーン大阪」で11月20日、都市公園「うめきた公園」の西側に整備する「うめきたの森」が開園する。開園面積は約8400平方㍍。南北の街区を結ぶ全長約350㍍の歩行者動線「ひらめきの道」も同日、全面開通する。開園を記念し、同日から23日までドローンショーや音楽イベントなど多彩な催しを開催する。

 うめきたの森は、かつて梅田貨物駅があった場所に、在来種を取り入れた植栽や水辺を整備し、生き物の生息環境にも配慮した緑地空間を創出する。うめきた公園のノースパーク西側に位置し、2027年春ごろに予定する公園全体の開園に先駆けて一部を公開する。

 開園当日の20日には、午後6時と午後8時の2回、ドローンショーを実施する。事業者によると、JR大阪駅周辺では初開催となる。観覧は事前申し込み不要で、主な観覧場所はノースパーク。

 同日には、慶應義塾大学医学部の宮田裕章教授をモデレーターに迎え、都市開発や企業活動の未来を考えるトークセッションも開く。専門家や企業関係者が、緑とイノベーションを軸としたまちづくりについて語る。

 21~23日には、音楽を切り口に多様な人々が交流するイベント「UMEKITA SOUND BAZAAR(ウメキタ・サウンド・バザール)」を初開催。ライブやトーク、展示などを展開する。森では、映画「国宝」の音楽と主題歌を担当した音楽家、原摩利彦さんの楽曲を使った音の演出も20日から予定している。

 このほか、11月20~23日には、森の案内所を設け、レンタルサービスや参加型プログラムを実施。グラングリーン大阪や森の整備背景などを紹介する特別展示も行う。27、28日には、緑に関わるスタートアップ企業10社による展示・体験イベント「ミライのミドリ実験室」を開催する。

 公園では生き物の調査も進めており、これまでの調査で、誘致目標に掲げる鳥類・昆虫類56種のうち、30種(鳥類10種、昆虫類20種)が観測されたという。今回の開園を機に、都心の生物多様性の保全に向けた取り組みや、地域の環境への関心を高める活動も進める。

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