近代大阪の発展に建築や教育など多方面から貢献した建築家、片岡安(1876~1946年)の生誕150年・没後80年を記念する講演会とシンポジウムが11月21日、大阪市中央公会堂(大阪市北区)で開かれる。学校法人常翔学園が主催し、片岡の功績や理念を振り返る。

片岡は大正末期から昭和初期にかけて、「大大阪」と呼ばれた大阪を拠点に活躍。辰野金吾とともに建築設計に携わり、大阪市中央公会堂の実施設計も担当した。また、同学園の起源となる関西工学専修学校の初代校長・理事長を務め、工業技術者の育成に尽力した。日本建築協会の創設にも携わるなど、建築界にとどまらず、教育や経済など幅広い分野で足跡を残した。
当日は午後1時から、安井建築設計事務所社長で元日本建築協会会長の佐野吉彦氏が記念講演を行う。午後2時45分からのシンポジウムでは、佐野氏のほか、大阪歴史博物館の学芸員や大阪工業大学の教員らが登壇する。
会場は同公会堂3階中集会室。午前10時30分から午後4時30分まで、講演会とシンポジウムの開催時間を除き、同公会堂3階貴賓室の見学もできる。参加無料で、事前申し込み制。定員300人で先着順。申し込みは専用フォーム(https://pro.form-mailer.jp/lp/68cfe1fb353546)から。
