鳥取の地酒、モノレールでカンパイ! 食べて、呑(の)んで〝かーにバル〟や♪

 各都道府県の地酒と料理を、特別仕様の大阪モノレール車内で味わうイベント「大阪モノレールの日本酒列車」が、1月25日に運行された。

 新春最初の今回は、鳥取県の地酒飲み比べと特製おつまみ弁当を楽しめる「鳥取かーにバル号」。参加者は同県産の日本酒を飲み比べながら、県ならではの食材を使ったおつまみを堪能した。また同乗した「鳥取の酒の伝道師」による地酒の雑学が学べるトークライブも開催。「鳥取の酒に辛口の物が多い理由は、料理の味を変えないため」との説明に、乗客からは納得の声が上がった。

鳥取の酒の伝道師が各車両で知識を披露した

 毎回同イベントに参加しているという男性は、「いろいろな土地の料理や酒を、モノレールの車内という非日常の中で味わえるのが気に入っている。また食品などの持ち込みもOKなので、客同士おすそわけしあうフリーな雰囲気も楽しい。万博公園駅で飲んだかに汁も最高だった」とほろ酔い気分で語っていた。

万博公園駅では鳥取市に伝承される江戸時代発祥の「因幡の傘踊り」披露も