ガモヨンから能登へ 石川県産メニューで被災地支援

「食べて応援!着て応援!from GAMO to NOTO」

「イベントに参加して能登への思いを持ってほしい」と話す橋本さん(写右)と小山さん

 今年元日に起こった能登半島地震の被害地への支援を目的としたチャリティイベント「食べて応援!着て応援!from GAMO to NOTO~ガモヨンから能登へ~」が、飲食店を中心に大阪メトロ「蒲生四丁目」駅周辺の36店舗で開催されている。8月30日まで。

 石川県産の味噌やいしり醤油、ワインなど食材を使ったチャリティメニューを注文すると、価格の一部が寄付される仕組み(※一部、石川県産食材ではない通常メニューの店舗もあり)。ほかにもイベントロゴ入りのトートバッグ(550円)やTシャツ(3000円)を販売し、半額を寄付するグッズも販売している。

café&food LDKでは奥能登味噌入りグラタンバケット(2個400円)を提供。50円が寄付される

 〝がもよん〟周辺の店主らはこれまで、同じ地名の東日本大震災の被災地、宮城県仙台市蒲生地区や、店主らの出身地の熊本県の2020(令和2)年7月豪雨の被災地に向けてチャリティイベントを行ってきた。同イベントの発起人で「café&food LDK」のオーナー、小山友子さんと橋本美奈さんは、地震発生から半年以上経過しても復興がすすまない状況を知り、これまでのネットワークを生かし、支援したいとイベントを開催。

焼鳥屋 鳥憲は能登ワイン(700円)を提供。100円が寄付される

 小山さんは「普段の生活をしながら気軽に能登に支援できたらと思った。縁もゆかりもない地域だが、思いついたらやるしかない。なにごとも他人事にしない。そのことを子どもたちにも伝えたい」と熱意を込める。

 問い合わせは、ガモヨンから能登へ実行委員会06(6935)7300(café&food LDK)へ。

魚醤いしる豚骨らーめん&能登牛ダレご飯付き(1400円)