守口市が26年度当初予算案発表 11月に市制施行80周年記念事業

 守口市は16日、2026年度の当初予算案を発表した。「未来への投資促進」などを重点施策として掲げ、現在7校ある市立中学校で、27年度2学期からの全員給食開始に向け3174万円の予算案を計上した。市制施行80周年を迎える11月1日には記念事業も実施する。瀬野憲一市長は「未来のまちづくりにつなげる節目のプロジェクト」として位置づけている。

守口市の2026年度当初予算案を説明する瀬野憲一市長=市役所で

 一般会計は747億8000万円で、前年度比46億2000万円(5・8%)の減。旧下島小学校跡地に予定する義務教育学校「八雲学園」の建設事業に関し、25年度に2回にわたり実施した工事入札がいずれも不調に終わり、26年度当初予算案に計上できなかった。計上できていれば、一般会計の規模は前年並みになると市は説明している。再積算後、4月以降に3回目の入札をする。

 80周年記念事業では、京阪守口市駅前のエナジーホールなどを会場に、記念式典やフォーラム、お笑いライブなどのイベントを開催。守口市の魅力を発信する冊子の発行などを計画し、1339万円を計上した。

 このほか、主な新規事業として、保育所などに通っていない6カ月から3歳未満を対象にした「こども誰でも通園制度」の利用者に支給するため4734万円▽ヤングケアラーの実態を把握し、支援体制を強化するために511万円▽聴力に不安のある65歳以上の高齢者が、補聴器購入する際の助成費75万円などを計上している。

 一方、物価高対策として、25年度補正予算案で12億8832万円を計上した。2月1日を基準日として住民基本台帳に記載されている住民に対し、市内各店舗で使える1人あたり9000円の独自商品券を発行する。(小泉健一)

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