大阪府は職員を対象に実施したハラスメントに関するアンケートの結果を公表し、現在の職場でハラスメント行為を受けたことがあると申告したのは604人で、全体の5・8%に上っていた。1月26日に発表した。
調査は昨年12月、ハラスメント対策を強化するために初めて実施。約1万400人の職員のうち4421人から回答があった(回答率42・5%)。
「他の職員からハラスメントと疑わしい行為・言動を受けたと感じたことがあったか」の設問では、604人(対象者数の5・8%)が「あった」と回答。回答のうち、「パワハラと疑わしい行為・言動等」が最も多く、内容別(複数回答可)では、「(脅迫・名誉棄損・侮辱・ひどい暴言などの)精神的な攻撃」が391人、「(遂行不可能なことの強制などの)過大な要求」が187人、「(隔離・無視などの)人間関係からの切り離し」が126人だった。